腕相撲対決。五色君に黙祷。 ページ29
白布side
ヤツ、かにパンマネージャーは決勝の次の日になぜか白鳥沢にやって来た。
『ヘイ牛島さん!』
牛「…?」
『この度、コレ書いてる奴の趣向で白鳥沢とコラボすることになったんだぜー』
…何コイツ。
やすやすと牛島さんに話しかけやがって。
しかもサラッとタメだし。
そして「コレ書いてる奴」とは…。
白「あのさぁ…。部外者が勝手に学校入ったら怒られるんじゃないの?」
と言うと、ソイツはまぁまぁとニコニコする。
『今回はね、勝ちに来たんですよ。』
…?
皆一斉に不思議そうな顔をしていると、ソイツは床にドンと肘をつけてニヤリと笑った。
『腕相撲』
かにマネ曰く自分は同級生の1年に圧勝し、挙句の果てに青城に乗り込み阿吽とやらに勝ってきたらしい。
……青城のトップは
阿吽はその人のことなのだろうか。
瀬「何コイツ。追い出す?」
『辛辣ですね』
牛「俺は別に構わんが。」
『やったー!』
#2分後
牛「手が痛い」
と眉を潜める牛島さんに天童さんが
天「大丈夫?」
と声をかけた。
結果は見事、かにマネが圧勝。
皆青ざめてる。
すると、どこからかククククッという笑い声。
五「俺が勝ちます!牛島さん白布さん!
俺がコイツに勝って、もっと頼れると思えるようなエースになってみせますよ!」
烏野に敗北した後の引き継ぎ式で色々あった後、五色はなんか燃えてるんだよな。
まあそりゃあ牛島さんに「頼むぞ」なんて言われて燃えない奴いないと思うけど…。
『時期エース様!観戦してた時からめっちゃカッコいいと思ってた!!!!勝負!』
と目をキラキラさせる、かにマネ。
#1分後
五「 」
天「黙祷。」
「「「チーン」」」
疼く手を上に上げ、机に突っ伏して動かない五色に皆で手を合わせたのだった。
終わる。オチとは。
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