ボディービルダー ページ24
日向side
「「オハザーーッス!」」
俺たちが挨拶をすると、コーチが出てきた。
「おう、今日も頑張れよ。………あれ?おい菅原、Aはどうした」
スガさんとAが隣に住んでる幼馴染であることを知ってるコーチ。
いつ知ったのかは謎。
「ああ……。アイツは今日に限って熱出したんで、最初は抵抗してましたけど、なんとか家に引っ込めて来ました。」
「ええええっ!アイツ熱出たんスか!!?」
「アイツの母親にも言っといたんで、アイツが家から出る事は不可能です。」
…………Aの母ちゃんって強えの???
##〜
Aside
「ああああああああああああ」
今日に限って熱出すとかどんな運の悪さ!?
孝支は家出してくれないし!
暇だと思って黒尾さんに連絡しても、なんか『研磨と七輪で久しぶりにサンマ焼く』とか意味わかんない写真と一緒に送られてくるし!
環境破壊でしょオオオオオオオオオオ!!?
及川さんは嫌だs…………ん?
##〜
「及川さんお願いしますっ!私も連れてってくださあああい!」
と電話で言うと、及川さんはソッコーでOKくれた。
言ってくれると思ったよー!
「優しくてイケメンで鰹節の及川さんっ、ありがとうございまぁす!!!!」
『最後褒め言葉なの?』
その時、日向が私のお母さんをボディービルダーと勘違いしてるなんて知る由もなかった。
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