「子供」達からセクハラを受けているんですが【鬼滅の刃】

I'm not gay ページ8

「一目惚れ…？待って。アーユーゲイ？」

「アイ アム ノット ゲイ！！！」

あれ、ホ モじゃ無いと。

「俺は女の子が好きだ！！」

「俺もだよ」

「でも！！君は今まで出会った子の中で一番可愛い！！だから俺の男って聞いた時はあまりのショックで現実逃避していた…だけど、俺思ったんだ。愛に性別なんて関係ないと。」

「…うん、そうかもしれないね。でもごめん。俺は女の子が好きだ！！あとお前彼女居るだろ！！聞いたぞ！！！」

しかも7人も！！とんだプレイボーイだなおい！！
女の子にモテモテじゃねぇか嫌味か俺への。


「…いや、その子達は俺から金だけをむしり取って行くだけで、本当は手も繋いだことないよ…」

「え。可愛そ」

「だからお願いだよぉぉっ！！俺に本当の愛を教えてよぉぉぉ！！」

「だーっ！！離れろ！！気持ち悪い！！！」


さっきから聞いてりゃあこいつ…俺の外見に惚れただけじゃねぇか！！


こういう奴ほど、俺が髪を短く切ったら「やっぱ男だったんだね。ごめん」なんて
言って勝手に萎えるクソ野郎なんだよぉ！！


「あのなぁ！！もっとよく考えろ！…お前、俺にキス出来るか？きっと、できねぇぞ。」

「で、出来るよ。」

真剣な顔に早変わりしたと思えばあいつの顔がどんどん
こちらへ近づいてくる。

何も音のしない、触れるだけのキスが落とされた。

いったん離れて俺の顔をじっと見つめてきたかと思うと、次は
ちゅっちゅといやらしい音を立てながら何回も、何回も
キスをされた。


「ま、待って…冗談だからっ！」

「…ごめん。もう歯止めきかなくなりそう」

「んぅ…んー！」

助けを求めて叫ぼうとすると、口を開けた瞬間に
待ってましたと舌がぬるりと入り込む。

こんなの…正気じゃねぇっ…！！


「っだぁぁぁー！！はぁ…お前なぁ！！？」

力いっぱい突き飛ばすとようやく俺から
離れて行った。


「も、もういい！！一回頭冷やしてこい！バーカバーカ！！！」

もうこいつの部屋掃除しねぇ。
一生。


バンっと壊れそうなぐらいに強く扉を閉めた。


ーーーーーーーーー


「あの顔はやばいでしょ…//」


俺、魔月ちゃんの事本気で狙いに行っちゃおうかな。

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