「子供」達からセクハラを受けているんですが【鬼滅の刃】

First day ページ2

「…よっしゃぁぁ！フリーダム！！」


引っ越しの準備も終わり、これからは俺は
自由の身となる！！

荷物はダンボール４個とスーツケースが中くらいの一個だ。

荷物は少ないけど部屋も広い訳じゃないし、
ちょうどいいだろう。


「炊事…洗濯…掃除…うわぁぁやる事がいっぱいだぁ」

炊事なんて俺人生で一回もやったことないぞ。
米すら炊いたことない((


「…あとは、バイト。かぁ」

勧誘のチラシを片手にため息をつく。

「執事」って…いったいいつの時代だよ。
今は令和だぜ？

場所は少し田舎の方の街のど真ん中。

電車で30分ぐらいだし、給料すげぇ高いし…
執事にはなりたくないけど結構これは良いかもな。

「…行ってみるか。」


ーーーーーー


「うわデカっ…！」

全体的に黒く、なんかシンデレラ？とかおとぎ話にでてきそうなメルヘンチックのお屋敷だった。

想像通りすぎて草生える。


ピンポーン


デカイ門の前でチャイムを鳴らした。

『はい。』

「あの、すみません。バイトをしたくて…」

『どうぞあがってください』

「え、あ、はい」

ギイイイ

と音を立てながら開いた門を通り過ぎて
お屋敷本体の中へ入った。

迎え入れてくれたのはメイド服を着た可愛らしいお団子頭のメイドさん。

…てか、


シャンデリラに高級そうな壺に絨毯。
デカイ額縁に飾られてる絵画も、黒い壁も
何もかもが想像通り！！！！

草ぁ。


「どうぞ」

と渡されたのは一枚の紙とペン。

「ここにサインと住所、電話番号を記入してください。」

「あ、はい」

その紙に全部記入して彼女に渡した。

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