Story.33 ページ33
A・海斗「………」
私と宮ちゃんは2人でいた。
なぜなら今さっき夏が…
『邪魔者は消えまーす♡』
なんて言って顕嵐ちゃんたちのところに行ったから。
…夏のおバカ!
この状況を私が変えられると思ってるの!?
そんなことを思ってると……
海斗「気まずそうにすんなよw」
「え!? いや…えと…」
海斗「好きな人……松村でしょ?」
「…な、なんで…」
海斗「A見てれば分かる
お前分かりやすいしな!!w」
宮ちゃんはニコッと笑った。
でも私は気付いてしまった。
宮ちゃんのこの笑顔は嘘だって。
無理してるって。
私が宮ちゃんに無理矢理笑顔を作らせてるんだ。
「み、宮ちゃん」
海斗「ん?」
「私宮ちゃんのそういう所大好きです。」
海斗「へっ?w どーゆーとこ?w」
「人に心配かけないように、笑ったり。
元気にしたり。」
海斗「…ありがと」
私が宮ちゃんの大好きな所を言うと宮ちゃんは、俯いた。
ごめん、ごめん宮ちゃん。
海斗「わあああああああ!!!!!」
いきなり上を向いて、叫ぶ宮ちゃん。
…え?
「み、宮ちゃん?」
海斗「俺もう落ち込まない!!
もしかしたら、Aが好きになってくれるかもしれないし!
気持ちも伝えられたからさ!」
そう言うとまたニコッと笑った。
泣きそうになっていると宮ちゃんが
『海斗って呼んで』と言ってきた。
もちろん私の答えはOKで、『海斗』と呼んだ。
すると宮ちゃんは満面の笑みで、ありがとうと言ってくれた。
本当宮ちゃんに救われてる。
ありがとう、宮ちゃん。 ごめんね、宮ちゃん。
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*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» うわぁ、すごく嬉しい…(´;ω;`) ありがとうございます!! (2016年1月6日 23時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - *. 安 る あ *.さん» 頑張ってください! 楽しみにしてます! そして応援してます☆彡 (2016年1月6日 18時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» そう言ってもらえて嬉しいです! ありがとうございます! 頑張りますι(`・-・´)/ (2016年1月6日 15時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - 初めて見させてもらいました!! 更新してほしいです!! 続きが気になって仕方ありません!! (2016年1月4日 19時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*. 安 る あ *. | 作成日時:2015年10月12日 22時