Story.28 ページ28
「あ、ねぇ、あそこ行こうよ!!」
勇太「お、良いねぇ!!」
玄樹「れっつごー♪」
2日目は自由に行動出来る、班行動だった。
そういえば、昨日松村くんに助けてもらったんだよなぁ。
俺の女……とか言われちゃった。
そう考えると自然に口角が上がり…
勇太「え、なにニヤニヤしてんの、怖っ」
「神、うっさい。」
玄樹「なにか良いことあったかの?」
「少し良いことあったかな…♪」
本当、神は言わなくて良いことを言うんだから。
玄樹くんみたいに、こう丸く…こうふんわりと…
勇太「ふんわりとか逆に聞きたくない」
「え、神心の声聞こえんの?怖っ」
勇太「お前はアホか
うっせーよ。」
神の真似をして言うと怒られた。
知らない間に、心の声が出ちゃっていた様子。
最近心の声がスラッと出ちゃうなぁ、スラッと。
勇太「スラッとどころじゃないから」
「どんだけ心の声聞こえんの?」
勇太「頭ダイジョウブ?」
「ダイジョウブ」
玄樹「も〜、神宮寺!! A!!
こんな所で止まってないで、行くよ!!」
お、お、おぉ。
なんと人通りの多い道のど真ん中で、変な会話をしてしまった…
多分、外国人の方も、日本人の方も驚いて笑っていただろうな…
私と神の会話、いつも可笑しいもん。
『あ〜、神と玄樹とAだぁ〜』
なんて言うのはジェシーくん。
つまり…
北斗「ういっす」
勇太「おぉぉぉ、北斗くん!!」
玄樹「やっほ〜♪」
…やっぱり。
あぁ、カッコいい。
なんでこんなカッコいいの?うん?
「あ、そういえばさ…」
ジェシー「うん? なになに? 言ってごらん?」
「え…あ…うん?」
ジェシーくん近い…
すると、松村くんがポコっとジェシーくんを叩いて
ごめんね、と言った。
勇太「で、どうした?」
「宮ちゃんとか顕嵐ちゃんも言うから不思議に思ってたんだけどさ…
なんで同い年なのに、ジェシーくんや松村くんには『くん』をつけるの?」
勇太「それAが聞く?」
「いや、私はね、女子だからさ?うん?」
勇太「あんま関係ねぇし…」
玄樹「『くん』をつける理由はねぇ…」
玄樹「先輩みたいだから!!」
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*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» うわぁ、すごく嬉しい…(´;ω;`) ありがとうございます!! (2016年1月6日 23時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - *. 安 る あ *.さん» 頑張ってください! 楽しみにしてます! そして応援してます☆彡 (2016年1月6日 18時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» そう言ってもらえて嬉しいです! ありがとうございます! 頑張りますι(`・-・´)/ (2016年1月6日 15時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - 初めて見させてもらいました!! 更新してほしいです!! 続きが気になって仕方ありません!! (2016年1月4日 19時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*. 安 る あ *. | 作成日時:2015年10月12日 22時