君がいた。\ Hokuto.M /

Story.24 ページ24

優太「うわああ、また負けた！！！」


ジェシー「勝ったーww」






トランプで対戦中のジェシーくんと岸くん。


ジェシーくん、10戦中・10勝・0敗。

岸くん、10戦中・0勝・10敗…










海斗「岸、弱っ」


顕嵐「ってか下手ww」


優太「うるさいわ！！

ジェシーくんもう一回！！」









あら、岸くんが燃えた。








北斗「ほんと弱いwww」









隣には岸くんを見て笑う松村くんがいる。









北斗「松倉さんもそう思わない？ww」


「え？あ、そうですね！

弱いw」


北斗「ほんと面白いw」








笑ってる松村くんはキラキラ輝いてた。


思わずガン見しちゃう。









北斗「松倉さん、どうしたの？」


「へ？あ、いや…なんでも…」


ジェシー「北斗の顔に見とれてたんじゃなーい？」


「え！？」









なにか考えてるような、イタズラっぽい笑顔。









北斗「それはないでしょ？」


「ないですないです！！！！ありません！！！」


北斗「…はは。だよね」









恥ずかしくて思わずすごい勢いで否定してしまった。


松村くんは少し寂しそうに笑った。









「あ、いや、あの…」


北斗「ん？」


「……カッコイイ…とは思いました。」


北斗「はは、ありがと」








カッコイイ、と言うと北斗くんはクスッと笑った。


…松村くんに『カッコイイ』って言っちゃった。


恥ずかしい。。。









優太「ラブラブしないでー」


「きーしーくーん！！！！！！！」



優太「あああ、ちょっと待って！！！！

まだトランプが！！！！」







そんなん知らんっ！


ラブラブしないで、なんて言われたらもっとはずかしくなるでしょーが！！！








チラッと松村くんを見ると、満面の笑みで笑っていた。


その笑顔を見て、隣で見ていたいな。

と不覚にも思った。

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