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episode62 ページ16









「じゃあもり帰るわ!」






もりさんは

風のように去っていった。







「改めてただいま」






「…おかえりなさい」






「待ってくれてた?」







「もちろん、」






「…はいこれ、」



彼の綺麗な手の中には

光る指輪がある







「…結婚はまだ早いじゃん?もっと恋人っぽいことしたいし

同棲なんかもして、今まで2年間一緒じゃなかった分

ずーっと一緒にいたいしなんならAなんて呼んでみたいのよ」








捲し立てるように言う北斗くん

早口になるところなんかも、

可愛いと思って。






「…だから、まだ待ってて」





「もちろん、」








静かな中で微笑み合うふたり

待ってるだけの恋も、






それはそれでいいのかな。






「…あと、……北斗くんじゃなくてほっくんがいい」






「……可愛い」








「A…好き」








忘れてた、北斗くんって年上だったんだ、

あ、ごめんなさい、ほっくんでした。






「じゃあ…Aの家泊まっていい?」








「え、ほっくん家は?」









「ないよ、探してる」









「なんなら同棲とかしちゃう?」










「いいの!?」






松村さんはいつも忙しそうで




北斗くんはいつも優しくて




ほっくんはいつもカッコよくて。






大好きだよ、ほっくん。




END

あとがき(*´▽`*)→←episode61



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かいとん - コメントありがとうございます!次の作品を書きながら思い付いたら書こうと思います!!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!よかったら次の作品も北斗くんmainなんで覗いてってください!本当にありがとうございました! (2022年2月9日 17時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - すごく面白いかったです!!番外編的な、その後の2人的なのみてみたいかも…です (2022年2月9日 11時) (レス) @page17 id: 405e6347aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かいとん | 作成日時:2022年1月19日 17時

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