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episode61 ページ15









北斗くんを近くで見られなくなって

早2年。

帰ってくるなんて連絡もなく

寂しく暮らす毎日。





「お疲れ」





「……慎ちゃん?」





会社を出ると

見慣れた車と見慣れた帽子

いつもみたいに優しく微笑んで手を振ってた。







「おかえりー、今日はちょっと付き合ってほしいとこあってさぁ」






「…えぇ〜?帰りたい」








「おぉおい!!」







うるさい声




……本気でやめて。










「…ちょぉっとだけだから!」







「わかったって、」





仕方なく乗り込む助手席。









向かった先は、こぢんまりとしたカフェ

店の中の香りは珈琲でいっぱい。






好きなお席にどうぞ

そう言われ向かうのは奥の席









「…え!?」








「お久しぶり〜」





私の目に写ったのは

2年前と変わらない笑顔の北斗くんで

目を大きく開いた私を

優しく見つめていた。








「…変わんないよね、あなた」








「…北斗くんは……変わったね、カッコよくなった」









「そぉれは反則よ、」









「あのー、もりさんいるんですけどー」






懐かしい会話

心なしか北斗くんも嬉しそうで。





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かいとん - コメントありがとうございます!次の作品を書きながら思い付いたら書こうと思います!!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!よかったら次の作品も北斗くんmainなんで覗いてってください!本当にありがとうございました! (2022年2月9日 17時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - すごく面白いかったです!!番外編的な、その後の2人的なのみてみたいかも…です (2022年2月9日 11時) (レス) @page17 id: 405e6347aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かいとん | 作成日時:2022年1月19日 17時

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