第41話 ページ6
出水「…は？」
米屋「答えろよ。」
出水「…ふざけんな。なんでお前にそんなこと聞かれなきゃいけねぇんだよ。」
そして、睨んで俺の胸ぐらを掴んできた。
米屋「…別に俺はいいと思うけど。」
出水「はっ…？」
目を見開いて驚いた顔をする出水。
米屋「あいつがネイバーとか、そういうのは関係ねぇだろ。
好きなら別に我慢する必要ねぇよ。」
俺がそういうと、離れていった。
そして床のある1点を見つめて話し始めた。
出水「…関係あるんだよ。
だから会わせてもらえねぇんだ。」
米屋「どういうことだ？」
出水「…進行が終わった次の日、俺は（人1）の部屋に会いに行ったんだよ。
でも、上層部が認めてくれねぇんだよ…
次の日も、その次の日も行ったけど、無理だった。」
米屋「は？だって、俺は何回か会ってるぞ？」
そう。俺はあの後も（人1）の部屋に何回か行った。
まぁ、何言っても返事は返ってこなかったけどな。
なのに、なんで出水は入れてもらえねぇんだ？
出水「たぶん、上層部は俺が（人1）の師匠だったことを知ってる。
（人1）に会って、変な気持ちが生まれたら困るからだろ。」
あぁなるほど。俺はそう思った。
出水「結局、ネイバーとは関わるなってことなんだろ。
お前は（人1）を捕まえた張本人だから、何回も会わせてもらえるんだ。」
なるほど。今日の弾バカはいつもにまして説得力がある。
出水「それに…
俺は城戸さん派閥…
俺の気持ちが誰かに知られたら、ボーダーにはいられなくなる。
だから…」
無理なんだよ。
自嘲気味にそう言った。
確かに、ネイバーを憎んでいる城戸さん派閥にいる限り、ネイバーとの恋愛なんて認められないのかもな…
俺は被害を受けてないからそんな事思えるのかもしれないけど、派閥なんてくだらねぇって思った。
数日後、出水と佐々木が毎晩遊んでるって話が回ってきた。
出水の目に光など宿っていなかった。
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R.K - 完結おめでとうございます！とても感動しました。これからも頑張って下さい♪ (2016年4月2日 14時) (
レス) id: 498a4309dd (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星赤桃緑(プロフ) - mintoさん» ありがとうございます！！おかげさまです！！新作のほうも、よろしくお願い致します！！！ (2016年3月12日 18時) (レス) id: 8cf5d0a285 (このIDを非表示/違反報告)
minto - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2016年3月10日 7時) (レス) id: 98a6a73a7a (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 北斗七星赤桃緑さん» はい！新作楽しみにしています！ (2016年3月9日 19時) (レス) id: ed39401e79 (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星赤桃緑(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！！読者の皆様には感謝感謝です！！もしよろしければ、新作のほうもよろしくお願い致します！！！ (2016年3月9日 19時) (レス) id: 8cf5d0a285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北斗七星赤桃緑 | 作成日時：2016年2月2日 7時
