第60話（最終話） ページ26
−あなたside−
ハイレインさん。
早いものであれから1ヶ月経ちましたね。
私は元気です。
出水公平という新しい彼氏とも仲良くやっています。
最近は、本名で呼んでくれるようになりました。
彼だけの特権らしいです。
私は彼のおかげで1歩ずつ前に進めている気がします。
幸せです。
どうか、あなたも幸せでありますように…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
−出水side−
あ「ねぇ公平。」
出水「ん？」
あ「私…陽介のことが好きみたい…」
出水「……は？…え、なっ…
そうか…じゃ、じゃあ…」
あ「嘘でーす。」
出水「はぁ！？」
あ「いやぁ、久しぶりにSE使ってみようと思ってねー」
なんだよ…まじびびった…
出水「…悪趣味なSEだな。
まぁ、お前がこの俺以外を好きになるなんてありえないけどな！」
ってふざけて言っただけなのに、
あ「…うん。私、公平以外見えてない…」
と真面目な返事が返ってきた。
こいつ、ノリいいんだなw
出水「ははーん、今度はわかったぞ。
またウソついてるだろw
さすがに2度目はバレバレだぜ？」
あ「…ウソじゃないよ。
私、…公平が好きです。」
出水「…ウソだ…」
あ「…じゃあ、これで信じてくれる？」
出水「…！！」
重なる唇。
シーラからだった。
信じられなかった。
付き合って1ヶ月経つけれど、一方的に俺がシーラのこと好きなだけだと思ってた。
離れようとする彼女の頭に手を回して、更に深く口付ける。
あ「ちょっ…んっ…はぁっはあっ」
少し息があがっているが、構わず押し倒して床に手をつく。
出水「やっと、この先もできるな…」
あ「は…変態…
やっぱあれ、ウソだから。」
出水「…そうなのか。
ごめんな…」
あ「…っていうのがウソー。」
出水「あぁもう！どっちなんだよ！！！」
俺の毎日はウソつきな彼女に翻弄されていく。
〜ＦＩＮ〜
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R.K - 完結おめでとうございます！とても感動しました。これからも頑張って下さい♪ (2016年4月2日 14時) (
レス) id: 498a4309dd (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星赤桃緑(プロフ) - mintoさん» ありがとうございます！！おかげさまです！！新作のほうも、よろしくお願い致します！！！ (2016年3月12日 18時) (レス) id: 8cf5d0a285 (このIDを非表示/違反報告)
minto - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2016年3月10日 7時) (レス) id: 98a6a73a7a (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 北斗七星赤桃緑さん» はい！新作楽しみにしています！ (2016年3月9日 19時) (レス) id: ed39401e79 (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星赤桃緑(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！！読者の皆様には感謝感謝です！！もしよろしければ、新作のほうもよろしくお願い致します！！！ (2016年3月9日 19時) (レス) id: 8cf5d0a285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北斗七星赤桃緑 | 作成日時：2016年2月2日 7時
