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百四十四回目 ページ8
−あなたside−
国見「えっ…」
私の言葉が意外だったのか、いつもは眠たそうにしている目をひらく国見。
周りの先輩も驚いた顔をしている。
あ「生意気だし、無気力だけど、私に好意を持って接してくれてるのが分かるし。
でも、それは後輩として好きってことなんだ。
だから、付き合うことはできない。
ごめんなさい。」
これが私の答えだった。
国見「そうですか。」
残念そうに、でも少しスッキリした顔ではにかんだ国見。
国見「気持ち伝えられてよかったです。
これからもよろしくお願いします。」
あ「うん、もちろん。」
そして周りには目をうるうるさせた男3人が。
及川「ぐにみぢゃん…ｸﾞｽ」
花巻「よくやったなぁ…ｸﾞｽ」
松川「ｸﾞｽ」
岩泉「すごいな、お前。」
金田一「…」
どうしよう…このカオスな状況を…
そう思っていたところ。
高嗣「あれ、（人1）！」
あ「お兄ちゃん！？」
救世主の登場だ。
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作者名：北斗七星赤桃緑 | 作成日時：2018年3月24日 23時
