百廿肆話 ページ24
『．．．して、何の許可、だったかのう？』
浦｢それは、こちらの者から。｣
？｢初めまして、お初にお目にかかります。
私、人間界とヴィランズの世界を繋ぐ仲介人をしております、Mr.Vと申します。
そしてこちらは私の助手のスキャター。｣
ス｢はっ、初めまして、Ms.スキャターと申します！｣
2人がAに礼をする。
『．．．人間ではないか。』
V｢！え、えェ．．．(不味かったか．．．？)｣
『まぁ、私の管轄の人の子ではないから構わんが。』
V｢(ほっ．．．)｣
ス｢？｣
『して、何だったか？』
V｢は、はい。
こちらにいらっしゃるのは、我々の世界にいるのヴィランズのうち、上位十名とも言えるトップヴィランズの方々。
ここからはマスターヴィランズと呼びますね。
そしてその横に控えているのが、その10名のマスターヴィランズの手下となります。｣
『．．．ふむ。』
V｢私は、マスターヴィランズより派遣されるその10名の手下を引率し、貴女様の管轄内のうち、日本にある東京ディズ○ーシーにて、人間をこちらの世界へ招待させていただきたいのです。｣
『．．．』
V｢名付けて、"ディズニー･ヴィランズ･リクルーティング"！
というのも、我々の世界のヴィランズも人手不足でして．．．
リクルーティング後に行う、こちらの世界へ来てくれるかどうかの質問に対し、"YES" と答えてくれた方のうち、その年から666年後の10月31日に、東京デ○ズニーシーにあるタワーオブテラーの頂上に来て下さった方々のみ、こちらの世界へ来ていただくという算段です。｣
『ほう．．．』
V｢どうでしょう？お許し頂けませんか．．．？｣
『．．．幾人行くかは知らぬぞ？』
V｢はい。承知の上です。｣
『ようは、この世界の輪廻から、その者たちの魂が外れるということ。
私達に来る仕事は、せいぜい縁や魂の繋がりの組み直し．．．程度のことであろうなぁ。』
V｢．．．？｣
『忙しさを増すのはそちらの黄泉であるぞ、ハデス殿？』
ハ｢！｣
V｢！！｣
ハ｢承知の上のことだから大丈夫ですよ、鬼宮殿。｣
『そうか．．．では、』
V｢．．．｣(ｺﾞｸﾘ
『許可する前に、少しそのヴィランズの真の姿を覗いてみるとするかのう。』
ｳﾞｨﾗﾝｽﾞ｢！！？｣
ヴィランズ達が驚き、身構える。
『"狐の窓"』
Aがそう言って印を組んで覗くと、姿を魔法で変えていたヴィランズ達が次々に元の姿に戻ってしまう。
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宵桜の館(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！時間はかかりますが、少しずつ更新再開しますので、よろしくお願いします！！ (2022年6月6日 7時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 宵桜の館様........。なんですか！？この素晴らしい小説は！続きが気になります！ (2022年6月1日 17時) (レス) @page21 id: fcc490c4df (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年11月30日 9時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 宵桜の館様！めちゃめちゃ面白かったです！みんなが死んじゃって悲しかったケド、死後でみんなと会えててうれしかったです！！これからも頑張ってください！ (2021年11月30日 0時) (レス) @page21 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - sakisakuさん» ありがとうございます！！是非お願いします！ (2021年11月4日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2021年6月9日 10時
