第拾玖話《現世へ》 ページ19
数ヶ月後、裁判が、地獄が落ち着く。
灯｢改めまして、鬼宮様、そしてその側近の方々、本当にありがとうございました。お陰様で何とかなりました．．．｣
『．．．うん。』
鬼灯が礼を言いに鬼宮宮へ来ていた。
『．．．鬼灯、』
灯｢はい．．．？｣
『あちらの世界に、行ってこようと思う。』
灯｢！？な、何故です！？｣
『知ってるでしょ？僕のペットや、家族の死因。』
灯｢．．．"焼死"、ですか．．．？｣
『うん。』
灯｢もしや．．．原因を探りに行かれるのですか．．．？｣
『原因は、知ってる。探るのは犯人。』
灯｢そ、そうですか．．．｣
『大罪人、だよね？』
灯｢はい。｣
『連れてくる。』
灯｢お、鬼宮様直々にですか．．．！？｣
『うん。何人か連れてくけど。』
灯｢そうですか．．．｣
『うん。明日から行く。』
灯｢か、かしこまりました。よろしくお願い致します。｣
『うん。僕が不在の間、父さんに、この宮を任せる。』
灯｢承知致しました。｣
鬼灯が帰る。
イ｢ほ、本当に行くのかい．．．？｣
『うん。大問題、だから。』
イ｢そうかい．．．｣
『うん。世界地図持ってきて。』
ロ｢分かったわ。｣
ロビンが世界地図を持ってくる。
ロ｢どうぞ。｣
『ありがとう。』
大きな机の上に、その地図を広げる。
『センゴク、今回破壊された、エンドポイント、何処かわかる？』
セ｢あァ。ここだ。｣
センゴクが指し示したところを赤ペンで囲う。
『分かった。』
白｢誰を連れて行くんだ？｣
『犬猿雉。』
白｢元3大将か。｣
『うん。』
3人｢｢｢分かった。/りょうか〜い！｣｣｣
『浄玻璃鏡、持ってきて。』
イ｢おう。｣
イゾウが浄玻璃鏡を持ってくる。
『ありがと。』
イ｢いいえ〜｣
浄玻璃鏡の鏡で、最後のエンドポイントの破壊される様子を見る。
ボ｢組織っぽいねぇ〜．．．｣
『そうだね．．．』
一人一人、その組織員をあぶり出していく。
ここは地獄
ものの数時間で全員の顔と名前、経歴等が出る。
『．．．"黒檻のヒナ"は、死んでる？』
ロ｢えぇ、死んでるわ。｣
『センゴク、連れて来て。けむりんも。』
セ｢それはスモーカーの事か？｣
『うん。』
ル｢コビーとヘルメットも！！｣
セ｢ヘルメッポか？｣
ル｢おう！｣
『じゃ、その4人。』
セ｢分かった。｣
『御車、出していいから。』
セ｢了解。｣
センゴクが出る。
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宵桜の館(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！時間はかかりますが、少しずつ更新再開しますので、よろしくお願いします！！ (2022年6月6日 7時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 宵桜の館様........。なんですか！？この素晴らしい小説は！続きが気になります！ (2022年6月1日 17時) (レス) @page21 id: fcc490c4df (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年11月30日 9時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 宵桜の館様！めちゃめちゃ面白かったです！みんなが死んじゃって悲しかったケド、死後でみんなと会えててうれしかったです！！これからも頑張ってください！ (2021年11月30日 0時) (レス) @page21 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - sakisakuさん» ありがとうございます！！是非お願いします！ (2021年11月4日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2021年6月9日 10時
