10|三途 side ページ11
俺は1人の女を拾った。
というか拉致ったに近いのか?
そいつには本気の直感で銃の才能があると思った。
あの女は知らないだろうが俺は見た。
そう…あの日ゲーセンに居たあいつに。
『エッ、楽しそう』
春「…こいつ正気か?」
女は銃戦ゲームを見ていた。
『やってみるか。』
春「…マジかよ」
『うっひょー…200円でできるんだ』
女は金を入れてゲームを始めた。
俺はその横に置いてあったベンチに腰掛けた。
横から覗けるから覗いていたんだ。
ドンッドンッドンッ
『こいつ弱くね〜?』
春「は?」
女は普通の人なら苦戦するはずの所を"弱い"と発言した。
こいつはヤベェな。
『あ、おにーさんもやる?』
春「…あ?」
『やろやろ』
俺はこの女のやろやろが「殺ろ殺ろ」にしか考えれなかった。
『おにーさんこーいうの得意?』
春「まぁ普通」
『へぇ〜…』
俺は髪を染める前にここに来ていた。
だから女が俺を覚えてなくてもおかしくない。
でもまさかあんなとこで出会うとは思いもしねぇよなぁ。
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響 - 夢主ちゃんカッケー!更新ファイトです! (2022年7月11日 18時) (レス) id: 40f7e6b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
莉久 - 夢主ちゃんのツッコミと狂いっぷりが最高!めちゃくちゃ面白いです。更新頑張ってください! (2021年12月11日 16時) (レス) @page7 id: 9abf25877a (このIDを非表示/違反報告)
あ - ヴッッ好きです (2021年12月8日 6時) (レス) @page7 id: c53e6fc030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる, | 作成日時:2021年11月16日 7時