【本編】最強の階級は柱じゃない!

7話/毒を採りに ページ8

森 晴夏side.




私は今、夜乃さんが管理していらっしゃるオーロラエリアに来ています。


ここには沢山の花や草が咲き乱れていて―…


あ、綺麗なんですよ？綺麗ですが、私は新しい毒の開発の為に来ました。


この前は彼岸花で毒を作りましたかね？沢山ありすぎて覚えて無いですねぇ…。


でもここの花は沢山採りすぎては駄目なので注意しなくてはいけないんです。


集中し過ぎていると沢山採ってしまうので…。大変です。


―え？ああ、やっと気付きました？私が毒使いではない事に。


そうですよ、私は毒使いの方の様に攻撃に混ぜて使用することは出来ませんが、



―毒を摂取する事は出来ます―



二ヶ月程前でしょうか。桃の葉の毒を見つけた時、身体に深い影響は無いと分かったんです。


勿論毒は回りますが、臓に傷は及ぼしません。鬼にも効くのです。


なので毒の摂取を始めました。いつか私が鬼になったり、喰われても。鬼になったら毒で死ぬし、喰われても鬼が毒を摂取してるのと同じ。


私は絶対勝ちたいんです。私達 “星„ “星の子„ “柱„ が力を奮い、無惨を滅す。


そのために私は鬼殺隊に入ったのですから。

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