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「………ぅえ…」
チーノ
「うわ、顔色悪…」
向こう側で埃が立つと怒られながら乱闘の繰り返されているのを横目に回収された先で、酷く心配そうに頭を撫でられた
流石に時間を置けば吐かなくて済むが…
「……これ続くんですか…」
チーノ
「多分コネさんが居ったら止めてる
あと…トントンとか、しんぺいさんとか…グルッペンさんとか」
しんぺい神さんはなかなかいらっしゃるイメージではないが…
トントンさんは理由不明、コネシマさんはどうやらお仕事の関係で現在留守中の様で
グルッペンさんも城内にこそいるが、お仕事中
ロボロさんが唯一、助けてくれる人だったらしい
…あの人が？とは思ってしまうけれど
「……あ」
丁度入ってきたシャオロンさんが巻き込まれそうになって止めたところで、向こう側も大分落ち着いてきた様子
…申し訳ないな、と気分が落ち込んでいく
元々優れないのはゾムさんの影響だが、それ以前にもあまり宜しいとは言えない心の問題で…
チーノ
「どうしてん…」
よしよしと頭を撫でられる
別に…
「ちょっとやっぱり、気持ち悪くて…」
風に当たってこようかな、なんて…
あまり動いたら危険な気がしてしまう体を引き摺りながら、まだ騒がしかった室内が一気に静かになっていくのを感じながら、退室した
＿＿＿＿＿
＊
＿＿
ロボロ
「…やりすぎ、ちゃうか」
ゾム
「だぁからお前には言われたないねんて！！！」
シャオロン
「いやでも明らかにアヤやばかったやん今の…」
そう言われてしまうと、ゾムも反論が出来ないのか言葉を詰まらせてしおしおと大人しくなっていく
ノートに書き留めていく彼女の様子などは、見るからに日に日に弱っているし、明らかにこの世界にすら順応出来ていないのが分かる
…あくまで観察が目的やし、それが出来て棺様の存在を知ることができている今が幸福であるから特に言及こそしていなかったが…
オスマン
「青薔薇は本来自然に咲かない花
人がしっかり手入れをしなきゃいけなくて放置しておけば咲く代物ちゃう
かといって当たり前やけど過度に養分を与えれば枯れるのは分かってることやん
花の手入れも出来ひんのな」
ため息混じりではあるが
言っている意味が伝わらない馬鹿ではないだろうと部屋を後にした
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もろこし(プロフ) - コメント失礼致します。世界観、物語の展開とても好みで更新楽しみにしております。応援しております。 (2022年11月20日 1時) (
レス) @page26 id: 63f7f0517d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の文才と設定、そして世界観にいつも感激しております…更新されるたびに大喜びで読ませていただいております。主様のペースで更新頑張ってください！ (2022年11月14日 2時) (レス) @page24 id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
詩紀(プロフ) - 面白いです！！！これからも応援します！！！ (2022年11月13日 14時) (レス) @page24 id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)
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