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なんとかご飯を多少喉に通した後
私は鬱先生とロボロさんに自室へと送り届けられた
「ありがとう、ございました」
鬱
「いーえ、今度またお話ししような」
ロボロ
「ん…俺この後がメインや
ちょっと電話みして」
鬱
「あぁ、そういや……
ほんじゃ俺先に帰るけどなんかあったら、一番アヤちゃんのこと殺してくれそうな男の名前呼ぶんやで」
何かあったらって…
そう思ってロボロさんを見ると、そんなことを言えば怖くなるだろうと溜息をついていた
…殺してくれそうな人を、呼ぶ…というのも分からなくて、去っていく背中とズンズン部屋に入っていってしまう背中を見比べてしまった
「電話、何かありました…？」
ロボロ
「いや、ちゃんと動いてるんかなって」
そういえば特に誰かへかけたこともなくて動作確認なんてしていなかった
それこそ何かあった時の命綱はこれだ、ろう…？
「あの…？」
ロボロ
「壊れたみたいやわ」
天と書かれた紙面の奥で、嫌な笑みを浮かべているのがよくわかる声
彼の手に持たれた、電気を繋いでいたのであろうコード
それを引き抜かれてしまえば、うんともすんとも言うわけがなく…
「…あの、ロボロ、さッ…！？」
骨に直接食らうような痛みが頬に走った
「…っ、！？」
口の内側が変な痛みに苛まれてじわりと熱くなっていく
叩かれたのだと、そこでやっと理解した
ロボロ
「なぁ、帰りたいとか…言ってたやん」
「っ、」
逃げようと動こうとした体を乱雑に服の上から引っ掻くかのようにしながら掴まれて、そのまま床に倒れ込む
体のあちこちを打ち付けるがそんなのお構いなしにロボロさんはお腹の上に乗って、桃色の瞳を使い冷たく見下ろしていた
ロボロ
「あーあー…そんな泣かないかんくなるんはお前が帰りたいとかほざくからやろ？
ほらあれは嘘ですってちゃんと言え？
まさか俺をこんな風にしておいてお前はお家にお暇です、はいさようならで済むと思っとんのか？
責任ってもんがあるやん
なんも知らんような顔してヘラヘラしよって…！」
肩に食い込んだ爪が、彼の目よりも怒りを伝えた
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もろこし(プロフ) - コメント失礼致します。世界観、物語の展開とても好みで更新楽しみにしております。応援しております。 (2022年11月20日 1時) (
レス) @page26 id: 63f7f0517d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の文才と設定、そして世界観にいつも感激しております…更新されるたびに大喜びで読ませていただいております。主様のペースで更新頑張ってください！ (2022年11月14日 2時) (レス) @page24 id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
詩紀(プロフ) - 面白いです！！！これからも応援します！！！ (2022年11月13日 14時) (レス) @page24 id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)
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