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「あの…！？」
コネシマ
「怪我したらあかんやろ、送ってく」
「けど一人で…！」
コネシマ
「怪我したら、あかんやろって」
まるで言い聞かせるようだった
…優しいけれどやはりこの人は過保護なようで…万が一彼の前で傷を負ってしまったらどうなってしまうのだろうかと考えた
シャオロンさんによる噛み跡は見えてないみたいだからセーフだけれど…
コネシマ
「………お前はなんやねん」
ちらりと見えたのはオスマンさんだった
この人は…ストーカーみたいな、人
というのもずっとついてくるだけの人で…特に…
オスマン
「ん？ただアヤちゃんのこと観察してるだけ
見てるだけで幸せやねん俺
だから暇な時は後ろ着いて歩くんよ」
そう…彼にはずっと着いて来られる時がある
何か用があるのかと聞いてみた時は、特に何もないって言われて終わったのだけど
オスマン
「別にプライベート空間は侵入しないし…
ふとした時に見ていつもと違うところとか変わったところは書き留める
成長記録作ってるとも言えるかもやけど観察日記みたいなん作るのが楽しいだけ」
そう笑って彼は何かを手持ちのメモ帳に書き留めていた
…それはそれで、気味が悪い
オスマン
「ひとらんが言っててん
アヤは薔薇だから育ててあげないといけない
…けど、自分の仕事上外すことが多いから、オスマンが見ててあげて…って」
コネシマ
「なんやそれ…」
オスマン
「『アヤは青薔薇だから、一人じゃ咲けないんだ』って、言ってた
俺もそんなアヤちゃんが気になるし、どんな成長を遂げて生きていくのか気になんねん」
それだけ、と言って彼はひらりと踵を返していく
コネシマさんが追うかと聞いてきたが、多分…きっとだが、また明日明後日にでも出会うんだろうから大丈夫だと首を振った
そのまま部屋に着くとソファーの上に座らされて、部屋にある柔らかいもこもこのスリッパを前に出されて…靴下を脱がされた
「待っ…！！」
コネシマ
「…靴下履いてこれ履くか？」
「そうじゃ、なくっ……！なんで脱がすんですか…！」
コネシマ
「ぇ…リラックス、用…？」
もっと意味がわからなくなって首を捻ったが
そんな私を無視した彼はもう片方の足からも靴下を剥ぎ取った
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もろこし(プロフ) - コメント失礼致します。世界観、物語の展開とても好みで更新楽しみにしております。応援しております。 (2022年11月20日 1時) (
レス) @page26 id: 63f7f0517d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の文才と設定、そして世界観にいつも感激しております…更新されるたびに大喜びで読ませていただいております。主様のペースで更新頑張ってください！ (2022年11月14日 2時) (レス) @page24 id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
詩紀(プロフ) - 面白いです！！！これからも応援します！！！ (2022年11月13日 14時) (レス) @page24 id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)
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