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思わず溢れてしまうような笑い声に鳥肌が立つ
エーミール
「私だけが知る一人だけの貴女が、また開かれていく
最高やないですか、未知のページが、未知の存在が、ものが
俺の手で…俺の目に焼きついていく
大丈夫
食べてくれる人も居るし、私もちゃんと…」
瞬間、横からとんできた拳にエーミールさんが吹き飛ばされた
ナイフが掠ることはなく
私はあり得ないと思うほどの強い力に引き寄せられて、抱きしめれた
コネシマ
「怪我は！？」
「ぇ、あっ…特に…」
コネシマ
「……っ…よかった………」
一気に脱力するように目の前に膝をついて私を掴みながらも項垂れるように体勢をとるコネシマさんが
ふと立ち上がって、落ちたナイフを拾い上げた
コネシマ
「エミさん、あかんでアヤ傷つけたら」
エーミール
「…見たくないです？
彼女の体を作り上げる全てを」
コネシマ
「アヤは俺らなんぞが傷つけてええもんちゃうねん
俺らが好いて愛を乞うのも本来烏滸がましい話や」
ギロリと睨むような視線がエーミールさんを刺す
エーミールさんも負けじと強い視線を送ったが、暫しして諦めたように溜息をついた
エーミール
「後日に」
コネシマ
「二度とすんなよ」
エーミール
「それは……」
恫喝のような声を上げるコネシマさんに、此方が言われているわけじゃないというのに私の方が震えた
途端にコネシマさんが慌てたように此方にくるのだが…
その隙にエーミールさんは向こうへ行ってしまう
コネシマ
「すまん、怖かったか…」
「……いえ、」
コネシマ
「…殴っても何してもええで、すまんかったな」
「そんなことは…ｯ！」
殴るも何も別に私が勝手に怖がっただけだし、今の状況は私がコネシマさんに助けてもらった状態なのだ
「それより、助けていただきありがとうございました…！」
コネシマ
「………ん」
大きな手が頭を撫でてくれた
コネシマさんは優しい人だ…本当に助かる…
その後このまま部屋に戻ろうかと思ってたのでと、頭を下げて服の事もあるしとさっさと部屋に戻ろうとした
が…突然お腹に腕がまわって、足が地につかなくなった
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もろこし(プロフ) - コメント失礼致します。世界観、物語の展開とても好みで更新楽しみにしております。応援しております。 (2022年11月20日 1時) (
レス) @page26 id: 63f7f0517d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の文才と設定、そして世界観にいつも感激しております…更新されるたびに大喜びで読ませていただいております。主様のペースで更新頑張ってください！ (2022年11月14日 2時) (レス) @page24 id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
詩紀(プロフ) - 面白いです！！！これからも応援します！！！ (2022年11月13日 14時) (レス) @page24 id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)
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