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目が、合った気がした
ロボロさんと
ロボロ
「すまん、力入ってもうたみたいやわ…」
テキパキと割れたガラスや傷に対し処置が施されていくのを見ながら、コネシマさんにまた差し出されるご飯にそっと口を開く
ただのうっかりなのか…こういうのはよくある事なのか…
よく分からないが…周辺が茶化すようなそんな口調で話しだすものだから、もしかするとこういうのは多いのかなと頭の隅に思考を置いた
「わ…！？」
コネシマ
「うぉ！？」
ひょい、と目の前に突然飛び出る様に顔を出されてびっくりした
フードの奥から覗く長い前髪の更に奥で翡翠の様な瞳が笑って…口で三日月を描いた
ゾム
「っひひ…かわええなぁ…
なぁシッマ俺にくれ」
コネシマ
「何するつもりや…」
見上げれば鋭い目がゾムさんを睨んでいた
こういう時私はどうしたらいいのだろう
喧嘩が起こってしまうのか、最悪殺し合いなんてものに発展しかねないのか…
それとも全部矛先は私に向くのか…
どういった結果になるにしろ止めなきゃいけないのだけれど…
ゾム
「せやなぁ……まだなんも知らんのやろ
なら、俺がお願いしたいことだけまず伝えてみる
伝えるだけやな、出来るならそのままでええんやけど」
手は出さない、と両手をあげてゾムさんが笑った
コネシマさんの腕が私を守る様にして抱きしめる形になり、その鋭い目が細められて…更に何かを警戒している様に見えた
コネシマ
「お前な…」
「あの……お話、だけなら…」
ゾム
「棺様は、そう言っとるで」
ゾムさんと目が合って、おいでと腕を広げられる
コネシマさんの腕の力は一向に弱まらないが…
「……コネシマ、さん…？」
コネシマ
「危機感が無さすぎんねん…」
そう彼が呟いた後…その腕は簡単に私の体から離れた
またチラチラと視線を感じる事は仕方のない事なのだろうが、ゾムさんの目の前へ行くと
当たり前の様に抱きしめられた
…と思ったも束の間、足が簡単に地から離れて…
ゾム
「流石にお前らに聞かせられんから別室や
多分自室帰らせるか、早かったら戻ってくるわ！」
多分、の言葉がどれほど不安だろう
最後に耳の奥まで届いたのは巨大なブーイングの嵐だった
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もろこし(プロフ) - コメント失礼致します。世界観、物語の展開とても好みで更新楽しみにしております。応援しております。 (2022年11月20日 1時) (
レス) @page26 id: 63f7f0517d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の文才と設定、そして世界観にいつも感激しております…更新されるたびに大喜びで読ませていただいております。主様のペースで更新頑張ってください！ (2022年11月14日 2時) (レス) @page24 id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
詩紀(プロフ) - 面白いです！！！これからも応援します！！！ (2022年11月13日 14時) (レス) @page24 id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)
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