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「A、今までありがとうな」
うちの家に着いて、バイバイをするときに君は、悲しい笑顔で言った
『何？急に改まって(笑)』
「何でもない(笑)じゃあな」
そう言って去っていく君の背中が震えていたのは気のせいだろうか。
なぜか、うちの頭の中には「今までありがとうな」がずっと鳴り続けていた
＿＿＿『懐かしいな』
空には、無数の星と一つの月が光っていた
『逢いたい』
そう思いながら、ベランダに立って空を見上げた
＿＿＿＿＿＿廉…。どこにいるの？
暗闇に染まる町は怖かった
自分自身も飲み込まれてしまうんじゃないかと思って。
こんな日はいつも、隣に君はいたのに…。
君に逢えない悲しさが苦しさに変わっていく中、夜風に当たって空を見上げて君を探しているんだ。
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あいり(プロフ) - 凄く短いお話でしたが、感動しました。また新しいの出してください！ (2018年12月24日 18時) (
レス) id: a2cc07c605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�霤賃斥� | 作成日時：2018年4月15日 15時
