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１．『今までありがとうな』 ページ1
「A」
君の優しい声が聞こえた。それでも、君の姿が見えない。
優しいその声に、うちはいつも胸を苦しめる。
本棚にある君とのアルバムを開いた。
そこに写る君の笑顔は、切ないくらいに優しく微笑んでいた。
＿＿＿＿＿＿あれは、中3の卒業式の日だ
君との最後の下校の日
「A、今日で学校離れるな〜」
『そうだね、廉』
うちは、また会える。そう思って、廉の手を握ってみた
「かな？？」
『今日くらいはええやろ？(笑)』
「そうやな(笑)」
優しく笑う君に何度うちの鼓動は早くなったことか。
高校に行っても、会える。うちは、そう信じていた。
＿＿＿＿なのに…。
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あいり(プロフ) - 凄く短いお話でしたが、感動しました。また新しいの出してください！ (2018年12月24日 18時) (
レス) id: a2cc07c605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�霤賃斥� | 作成日時：2018年4月15日 15時
