空腹 ページ19
＿＿＿＿＿＿ぐぅ〜...＿＿＿＿＿。
まだ誰も声を発していないので二人居るにしては異常な程静かなこの部屋に一つの腹の音が響く。
キヨ「ふ、っ...、何だやっぱり腹減ってんじゃん」
そういいながら腹を抱えながら笑うキヨ。
その反対側にいる私は俯いている。御察しの通り顔は真っ赤だ。
少しして落ち着いてきたのかお盆を持ってこっちに来るキヨ。
お盆を置いて七草粥らしき物が入った器を取るとスプーンを添えて渡してくる。
キヨ「ほら、飯だ飯。心配しなくても変な薬何か入れてねぇから安心しろ(七草粥にはな)」
其れでも信じられるわけがない私は食べることを拒否する。
キヨ「...信じられねぇなら俺が毒見してやる。」
スプーンで一口分すくって口の中に放り込むキヨ。
キヨ「ほら大丈夫だろ？食べろ。」
それを見て安心した私は頷く。
『うん、分かった。』
キヨは新しいスプーンではなく、さっき毒見の時に使ったスプーンを渡してくる。
『...？！へっ？！これ...、ぇ？！』
キヨ「嘘、嘘。そんなあわてんなって！ほらよ、」
此処で素直にさっき差し出されたスプーンを受け取っていればまだよかったのかもしれない。
私は新しく差し出されたスプーンを受け取って食べ始める。
＿＿＿＿此のスプーンに◯薬が塗ってあるとも知らずに。
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?まひる◎(プロフ) - ゆたんぽさん！遅くなってすみません、これからも楽しんでみてってください！！ (2019年4月29日 12時) (
レス) id: 27be3be68f (このIDを非表示/違反報告)
＊ゆたんぽ＊(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！これからも,楽しみにしてます！ (2019年3月31日 20時) (レス) id: 27f8ddc76b (このIDを非表示/違反報告)
バカ野郎(プロフ) - キヨのヤンデレが尊いですw (2018年3月25日 17時) (レス) id: 3ee06b59a9 (このIDを非表示/違反報告)
バカ野郎(プロフ) - アンパンからバカ野郎になって帰ってきました！w (2018年3月25日 17時) (レス) id: 3ee06b59a9 (このIDを非表示/違反報告)
楼莉(プロフ) - アンパンさぁん (2018年3月19日 22時) (レス) id: d010673956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まひる | 作成日時：2018年2月24日 18時
