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過去 ページ4

俺のお母さんは、重度の鬱病


俺の家は、借金まみれ


家に帰る途中で、知らない人に声をかけられたりされたことなんか、数えきれないほどあった


名古屋に夜逃げしたり


俺には、兄が居るけど、勉強が全然出来なかった


塾に通っているのに、塾をサボってゲーセン行ったりする兄だった


家も借金で酷いのに、こんな駄目な兄だった


これのせいで、母が鬱病を発症した


だからこそ、俺は出来る人間じゃないといけないって思ってた


親に迷惑を掛けないいい子でいないといけないって、小学生ながら頑張ってた


けど、どんなに頑張っても馬鹿な子ほどかわいいというか、親は兄のほうが大事だった


凄い、覚えているのが


「貴方と、お兄ちゃんが同時に死にそうになってたら私はお兄ちゃんを助けると思う」


って、言われたことだった


俺は、そうだろうなとしか思えなかった


凄い兄の方が、目をかけられていた


俺はほっとかれてて、俺にとって頑張ることとか、人より優れていなきゃいけないことっていうのが、人に迷惑を掛けない方法しかなかった


愛されてはいた


お母さんも過保護だし、お父さんも優しいし


でも、一番って言うのがなかった


人に愛されるってことがあまり分からなかった


兄の受験の時が、一番家が荒れていた


俺は、誰も怒らせないようにしよう、顔色を窺おう


あまりにも怖いから、当時の可愛い俺が


『2人とも落ち着いて話そうよ!』


って、言ったら


「お前のことは聞いてないのよ!」


「お前が、口出してくんな!」


とか、言われて俺に発言券はないんだなって思った


意見を言うのが怖くて、怒られるって思ってた。


気づけば、相談の出来ない子になってた


だが、人生を大きく変える2人の友達に出会った


その、2人は、病気だった


1人は白血病の子、もう1人はガン


2人はいつか死ぬんだってことは分かってた


なんで、死ぬのは俺じゃないんだろう



そんなこんなで、頑張って過ごしてたら中1になって、状況が色々悪くなった


2人の内の1人の白血病の子は、俺が小6の時に病状が重くなった


副作用で、髪の毛とかが抜けちゃって


「髪の毛無くて可愛くないでしょ?」


俺は


『そんなことないよ』


しか、言えなかった

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作者名:新聞紙 | 作成日時:2021年3月7日 1時

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