ことばのあや ページ7
二人で真夜中の道を歩いた。
濱ちゃんが気丈に話しかけてくれたから、罪悪感も少しは薄れた。
｢でな〜そんときしげが来てん、ガビーンって顔してな、『おれの虫のオモチャ知らん？』って｣
｢あはは、しげ笑笑｣
たわいない話をしながら、街灯に照らされた道を歩いていった。
俺にはその古ぼけたか弱い光でさえも、まるでイルミネーションの明かりみたいに思えた。
分かれ道に着いた。あっという間だったな〜。
｢……じゃあ、ばいばい｣
｢え？何で？送ってくで？｣
あああああああああああ濱ちゃんもうやめてや〜！！！半端ないって濱ちゃん……。そんなんフツーできへんやろ……言っといてや先に……
｢……あ、ありがと…｣
微かな声で絞り出した。
濱ちゃん、かっこよすぎやろ。
はよ諦めさせてよ。お願い。辛いねん。
｢……でな〜そこで照史が……あ、着いてしもた｣
｢あ｣
……着いてしもた、って言った？
……これって、
これって。
｢……う、うち、あがってく！？！？ほら、今の話も聞きたいし！｣
……世界一わかりやすい嘘やったやろうな。
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ばと担(プロフ) - こうさん» 返信ありがとうございます！ ですよね！はまじゅんなんであんなに尊いのにみんなは気づいてくれないんでしょうか…w (2019年5月5日 15時) (
レス) id: 32431643fe (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - ばと担さん» ありがとうございます！はまじゅん素敵なカプなのになかなか供給がなくて自作しました笑 (2019年5月3日 8時) (レス) id: d684a5e74e (このIDを非表示/違反報告)
ばと担(プロフ) - はまじゅん好きなんで、めちゃくちゃ面白かった（？）です！キュンキュンしました！ 更新、お疲れ様でした！ (2019年4月16日 17時) (レス) id: 32431643fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年8月14日 3時
