四歩目 ページ6
Aside
「「ええ〜〜！？」」
び、びっくりしたぁ
「あの絶超モテモテイケメンの二郎くんと」
「距離が近い…って本当ですか！？」
『大きな声で言わないでよ、誤解されちゃうでしょ』
二郎くんとの距離が近いってことは本当
他の男子と比べて、ね
よく萬屋山田に依頼をしに行くから少し話したりするくらいだけど
「マジかぁ…あの二郎くんと…、他の女子から嫉妬されちゃうんじゃない？」
『どうしてよ、別に彼女だとかそんなんじゃないのに』
心の内を明かすと、ちょっぴり気になっている
まあ私なんかに振り向いてくれるわけがないからこの気持ちはしまっておくことにしている
「二郎さん、告白されても断り続けているのは好きな子がいるからだと小耳に挟みましたよ」
「え！まじ？誰なんだろう、気になるな」
調の言葉を聞いて複雑な気持ちになってしまった
好きな人…って
当然私なわけ無いか、なんて何考えてるの私！どうしちゃったの
「A、どうかしましたか？顔が赤いですよ」
『あ、いや何でもない…』
考えていることがバレてしまいそうで咄嗟に俯いてしまう
すると鶴が覗き込んできた
「なんかへんだよA、熱でもあるの？」
『いや、本当に大丈夫だから…、』
必死に誤魔化しても長年の付き合いがある者同士は何でも分かってしまうのだろうか
「ははーん。さてはA、二郎くんのこと気になってるんでしょ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
女王(プロフ) - カミサマさん» 応援ありがとうございます。ご期待に添えるようこれからも頑張って更新を続けます！ (2021年6月21日 20時) (
レス) id: c75b1bd3e5 (このIDを非表示/違反報告)
カミサマ(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしています！ (2021年6月21日 20時) (レス) id: 18de018685 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クーカー | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mmyu671
作成日時：2021年5月5日 16時
