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五条「あの喋り方だと友達もいないじゃろう」
夏油「快く送り出せんのじゃ」
天内「学校じゃ普通に話してるもん!!」
『ハハッ…』
(お前らなぁ…)
五条と夏油が天内をイジった。それを天内が顔を赤くしながら否定する
それを見ていた私は思わず苦笑いをする
すると、天内は何かに思い出したのか慌てた様子で黒井さんに詰め寄る
天内「学校!!黒井、今何時じゃ!」
黒井「まだ、昼前ですがやはり学校は…」
天内「うるさい!!行くったら行くのじゃ!!」
それを聞いた五条と夏油と私はお互いに顔を見合って、首を傾げた
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五条「はぁ!?」
急遽、天内の通う学校に行く事になった私達は離のプールで夜蛾先に報告した
五条「さっさと高専に戻ったほうが安全でしょ!」
私は黒井さんが座る傍で座り込む
上を見上げて見ると、黒井さんの表情は不安に満ちていた
《そうしたいのは山々だが、天元様のご命令だ。天内理子の要望には全て答えるように》
ピッ
五条「チッ」
プールサイドに座っていた五条は苛立ったように水面を蹴った
五条「ゆとり極まれりだな」
呆れた様子の五条は立ち上がりこちらに歩み寄る
夏油「そうゆうな悟、あぁは言っていたが同化後彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる」
『…』
夏油が天内について話してる中、私は無言で黒井さんを見る
更に表情を固くし、悲しみに満ちていた
(黒井さん…)
今まで天内を世話してきた黒井さんにとって、やはり"同化"という残酷な選択肢は心に大きく傷をつけたのだ
夏油「友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ」
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月見山 - ネタバレを含む可能性があるコメントをこちらで管理させてもらいました。コメントを書いて頂いてくれた方に、感謝しております!! (12月24日 11時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - これからの展開をお楽しみに! (12月2日 16時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - つばめさん» コメントが遅れてすみません!!! (11月23日 8時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - らく。さん» コメントありがとうございます!!この何か月かロスが続いていたこの小説を読んでいただいてとても嬉しいです!!これからもこの小説をよろしくお願いいたします!! (2023年1月7日 23時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
らく。 - コメント失礼します!さしす組の先輩の話ってあるようでなかったりするのでとても嬉しいです!!夢主ちゃんかっこいい...!続きも楽しみにしてます!体に気を付けて頑張って下さい! (2023年1月7日 22時) (レス) @page26 id: 862a860d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見山 | 作成日時:2022年2月26日 22時