なんか古い箱を見つけたら化け物が見えるようになった 呪術廻戦

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『とりあえず中に入るぞ』


五条と夏油に背を向けて先頭を歩く

それに続くように二人は着いてきた




五「それにしてもボロくね？ここ」


夏「確か資料には、立て続けに事件が起きていたらしいね。ちゃんと整備されてないせいか辺りはひびだらけってわけさ」


『…』


今回の原因は殺人と見せかけの呪殺


彼処は元々ブラック企業

それが年々に恨みや憎悪を生み出し呪いとかす

良くあるパターンだ


『ここからはお前達の仕事だ』


ちょうど呪霊が発生する場所に到着した


『さすがは二級相当と言ったところか…』



外からでも分かるほどの呪力が濃くなっている


ザッと私の前に行き、背を向けた二人は戦闘態勢に入った


五「は、いっちょやるか傑」

夏「そうだね悟」









「あ"ぁあ"ぁ！！」






耳障りな悲鳴なような声を発して巨大な呪霊が現れた



その巨大な呪霊は赤い四つの目を動かし、無数の手でビルの天井を這いずり回っている


『大丈夫なのか…？』


少し離れた所に移動した私


今にも戦闘が始まろうとした今、嫌な予感と不安を募らした




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