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『まぁ、特級だって言っても最近なったばっかりだからな。知らない奴がいても可笑しくねぇよ』
…
なんか言っといてなんだけど自慢してるみたいで嫌だな…
夏「それでも凄いじゃないですか。まだ数人しかいない特級呪術師の一人に会えるなんて」
五「…」
『お、そうか』
夏油は少し嬉しそうに言ってきた
それに対して五条は無言で私を見ていた
特級クラスの呪術師は今のところは片手で数える程度しかいない
そのうちの一人になった自分だがどうも納得いかない
一年前まではまだ等級がないただの新人呪術師
それが特級になる
___しかも、上層部によっての推薦で
確かに束になって倒せなかった推定二級だった特級を祓った
それでも何か引っ掛かるんだ
…
今考えても仕方ないか
ブー、ブー
色々と考えているとポケットに入れていた携帯が音を鳴らした
『ちょっとごめんな』
(夜蛾先…?)
携帯の画面には"夜蛾正道"の文字が表示されていた
恐る恐る私は携帯を開き、ボタンを押した
ピッ
《A、急にすまない》
『おー、夜蛾先。珍しいな。そっちからかけてくるなんて』
《こっちも急ぎの用事ができてな。手が放せないんだ》
『へー』
ごめん、夜蛾先
二人の視線が気になって話が頭に入らないかも
五「…」
夏「…」
しかも無言キッツ…
《それでだな。お前に合同任務に行って欲しい》
『あ、お、おう』
《…どうした?》
『な、何でもない』
話聞いてなかったなんて言えねぇ…
《合同で行ってもらうのは》
まぁ、私より先輩の方が良い
《__一年の五条と夏油の二人だ》
『は、はぁぁぁ!?』
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月見山 - ネタバレを含む可能性があるコメントをこちらで管理させてもらいました。コメントを書いて頂いてくれた方に、感謝しております!! (12月24日 11時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - これからの展開をお楽しみに! (12月2日 16時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - つばめさん» コメントが遅れてすみません!!! (11月23日 8時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - らく。さん» コメントありがとうございます!!この何か月かロスが続いていたこの小説を読んでいただいてとても嬉しいです!!これからもこの小説をよろしくお願いいたします!! (2023年1月7日 23時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
らく。 - コメント失礼します!さしす組の先輩の話ってあるようでなかったりするのでとても嬉しいです!!夢主ちゃんかっこいい...!続きも楽しみにしてます!体に気を付けて頑張って下さい! (2023年1月7日 22時) (レス) @page26 id: 862a860d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見山 | 作成日時:2022年2月26日 22時