第一章 押し入れにあった古い箱 ページ3
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『めんどくさ…』
親の都合で引っ越しが決まり、押し入れに溜まったものを整理しろと言われた
学校帰りでやる気出ねぇ…
重い足取りでリビングから2階に続く階段を上り自分の部屋に入る
『あ、引っ越しするってことは友達と会えないってことか…?』
でも、こういうことは初めてではない
親は出張が多い人達で、あちこちを転々としている
友達ができたとしても数日後にはさよなら、という事は多くある
小さい頃は慣れなくて毎日のように泣いてたのを覚えている
だが、今となっては慣れてしまった
慣れって怖いな…
今回の場所は半年といった長い期間だった
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『結構片付いたな…』
部屋の真ん中には押し入れに入っていた物で溢れている
中には小さい頃のアルバム、今は着れない服の数々…
中はすかすかだか一応のため、確認をすることにした
押し入れの中は結構暗いためみずらい、だが中を見ると異様に存在感のある古い箱があった
『まだあった…』
(でも、いつこんなのしまったけ?)
疑問に思いながらも箱を手に取る
『暗くてよく見えなかったけど、札がたくさん付いてる…』
異様に存在感あったのはこの札のせいか…?
『…』
とりあえず母さんに相談しよう
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月見山 - ネタバレを含む可能性があるコメントをこちらで管理させてもらいました。コメントを書いて頂いてくれた方に、感謝しております!! (12月24日 11時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - これからの展開をお楽しみに! (12月2日 16時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - つばめさん» コメントが遅れてすみません!!! (11月23日 8時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
月見山(無関) - らく。さん» コメントありがとうございます!!この何か月かロスが続いていたこの小説を読んでいただいてとても嬉しいです!!これからもこの小説をよろしくお願いいたします!! (2023年1月7日 23時) (レス) id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
らく。 - コメント失礼します!さしす組の先輩の話ってあるようでなかったりするのでとても嬉しいです!!夢主ちゃんかっこいい...!続きも楽しみにしてます!体に気を付けて頑張って下さい! (2023年1月7日 22時) (レス) @page26 id: 862a860d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見山 | 作成日時:2022年2月26日 22時