とある特務司書の ページ3
過去、私は特務司書だった。
信頼されていて、信頼している。
そんな図書館の司書で居られて幸せだった。
……裏切りは唐突。
信頼を勝ち取るのはかなり難しかった。
でも、崩れるのは一瞬。
とてもよくできた言葉だね。
司書の立場を譲った今、私は審神者になった
……元凶のあいつには黒百合を送ってやった
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「主〜帰ったよー!」
「加州、大丈夫?怪我とかは……」
「んー、ちょっと掠っちゃった」
「それでは、手入れ部屋に行きましょう!」
「わかりました。加州、行こう」
「あっ!そうだ!一段落したら爪紅塗ってもらってもいい?」
「私、少し下手だけど……いいの?」
「塗ってくれるだけでも嬉しいよ!」
「ありがとう、加州」
「ここが手入れ部屋です!」
「で、でかい……ひろい……うわあ凄い」
「手入れ部屋の妖精さんが居ます!
妖精さんにお願いをして手入れしましょう!」
妖精さんはえっへん!任せといてよ!と言うように胸を張った
「加州清光様、本体を此方に置いて頂けますか?」
「うん、わかった。これでいいかな」
「いいですよ!」
あ、そっちなんだね
本体のほうを……この太鼓でも叩きそうなのでポンポンするって
あと、上拭き用と仕上げ用の紙?みたいなので拭くらしいね
よっしゃ、やってやるかあ!
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