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とある特務司書の ページ3

過去、私は特務司書だった。



信頼されていて、信頼している。



そんな図書館の司書で居られて幸せだった。



……裏切りは唐突。



信頼を勝ち取るのはかなり難しかった。



でも、崩れるのは一瞬。



とてもよくできた言葉だね。



司書の立場を譲った今、私は審神者になった





……元凶のあいつには黒百合を送ってやった





_________________________________________



「主〜帰ったよー!」



「加州、大丈夫?怪我とかは……」



「んー、ちょっと掠っちゃった」



「それでは、手入れ部屋に行きましょう!」



「わかりました。加州、行こう」



「あっ!そうだ!一段落したら爪紅塗ってもらってもいい?」



「私、少し下手だけど……いいの?」



「塗ってくれるだけでも嬉しいよ!」



「ありがとう、加州」



「ここが手入れ部屋です!」



「で、でかい……ひろい……うわあ凄い」



「手入れ部屋の妖精さんが居ます!


妖精さんにお願いをして手入れしましょう!」



妖精さんはえっへん!任せといてよ!と言うように胸を張った



「加州清光様、本体を此方に置いて頂けますか?」



「うん、わかった。これでいいかな」



「いいですよ!」




あ、そっちなんだね



本体のほうを……この太鼓でも叩きそうなのでポンポンするって



あと、上拭き用と仕上げ用の紙?みたいなので拭くらしいね




よっしゃ、やってやるかあ!

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作者名:幸瀬 四葉 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年3月24日 13時

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