↓.「喫茶ポアロと殺人事件」 ページ3
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「……全ては幻想の内……」
「薬研現実逃避するな。目剃らすな。俺だって現実逃避したい」
「そういえばここは、日本のヨハネスブルグだったか……盲点だったな……」
今すぐ逃げたいが、事情聴取が待ってるしなぁ。
ん？何があったって？
コナン世界では最早定番の殺人事件だよクソッタレ！
よくよく考えれば一日に数回単位で事件が起きるのも一ヶ月に一回ぐらいパーティーがあるのも真っ黒くろすけな組織があるのもおかしいんだよなあ今すぐ帰りたくなったぜ。
しかも第一発見者は三日月だ。
確実に事件は解決するとして、
何せ俺達は戸籍とかもあるし身分証明もあるんだが、明らかに不自然なんだよな。
そんな俺達は格好の餌だ。餌になる覚悟を持って来たとも言える。
まあ俺達三人は覚悟も努力もするが、結局は空腹に耐えられずに入った店で殺人事件に巻き込まれて疑われてコナン君に付け回されるのか……何それ何ていうホラーだよ。
……お、事情聴取がこちらにも回ってきたな。
って、今回は高木刑事か。目暮警部もいるな。なんかちょっとドキドキして鳥肌が立ちそう。やばみ。
ああ、事情聴取の順番は三日月→山姥切→俺だ。でも、俺達はアリバイがあるから疑われてないみたいだ。セーフだな。
「では、お名前と職業と、発見までの経緯をお聞かせ願えますか？」
「はい、わかりました。
私の名前は
その後、ずれてしまったコンタクトレンズを元に戻そうと思いお手洗いに向かいました。それで、トイレにあった鏡で確認しようと思った時に変な臭いがして、臭いの元だった清掃具入れを覗いた時に……女性の死体を発見しました」
「……そうですか。情報、有り難うございます。では、次の方はどうぞ」
「……僕は、長山
「いえ、十分です。ありがとうございました。では最後の方もお願いします」
「はい。
経緯は同じく宗君と大体同じです」
「そうですか、ありがとうございました！」
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