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祭2 ページ40

レトルト「Aちゃん?」

えっレトさん…?やばい…涙拭かなきゃ

『…どうしたのレトさん?』

レトルト「いや…Aちゃんが遅いから、様子見にきたんやけど…どうしたん⁉その格好!」

『ははは…ごめんね?私、ドジだから、こけちゃって…w』

レトルト「それで、外に出たくなかったんな?」

『うん そうなんだ〜』

レトルト「そうか…ってバーカ。嘘ついたらあかんやろっ!」

急にレトさんが私に優しくデコピンをする

『っ!…分かったんだ…』

レトルト「当たり前やろ〜!俺を舐めたらあかんで?俺もちゃんとAちゃんの事見てんねから …で?何があったん?」

レトさんが、優しい声で私に問う。
そんなに、優しくされたら本当の事言うしかないじゃん…

『うぅ…レトさん…実はね…すれ違った人に、押されてこけたの…私それで、手とか怪我して、髪とか浴衣もグシャグシャで、足も挫いて、それでも押した人は…知らないふりして行っちゃって…すごく痛かった…』

レトルト「そうか…それは大変だったな
でも、よく頑張った、偉い偉い」

レトさんは、私の頭を撫でて、あやしてくれる
私は、だんだん、涙が出て止まらくなる

レトさんは、私が落ち着くまで撫でてくれた

レトルト「さて…これからどうする?浴衣は、少し直せばそこまで目立たんとして…髪な〜俺結べんからな…」

『私も、手怪我したから、無理かも…もう外しても良いやっ!』

レトルト「えっ⁉良いん?」

『もう良いの!』

私は、ゴムやピンを全てとる

レトルト「…普通に可愛いやん!」

『本当に?』

レトルト「うん!全然良い!よし!じゃあ浴衣少し直して行こか!」

『うん』

私は、浴衣を少し整え車から降りる

レトルト「はい」

レトさんは、その場に膝をつける。

『えっ?』

レトルト「足挫いてるんやろ?じゃあ、歩くのしんどいやろから…」

『…ありがと』

私は、レトさんの背中に体を預ける



レトさんは、私を連れて、道を歩く
すると、向こうにお兄ちゃん達が見える

レトルト「あっ!キヨ君やー!」

キヨ「レトさん!Aどうしたの!」

レトルト「ちょっとこけて、足挫いてしもたんやって。」

『うん。だから、髪もクシャクシャになっちゃって…』

フジ「髪なら俺が結んであげるよ?」

フジ君は、私の髪を優しく結ってくれる
私よりも、上手かも…

その後、私は皆と祭りを楽しんだ

『レトさんありがと!』

レトルト「どういたしまして。」

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クラ - これからも頑張ってください。(´∀`*) (2020年3月29日 16時) (レス) id: 12ecb9d79d (このIDを非表示/違反報告)
冬ミルク - wwwww すごい大変だったww (2017年5月24日 7時) (レス) id: 9ae030bbd2 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜芽萌里(プロフ) - お疲れ様wwwwよかったよwなかなか面白かったw (2017年5月22日 19時) (レス) id: 38a47084af (このIDを非表示/違反報告)
冬ミルク - wwwwwあざーっす!ww (2017年4月24日 20時) (レス) id: 9ae030bbd2 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜芽萌里(プロフ) - 冬ミルクさん» o(`・ω´・+o) ドヤァ…! (2017年4月23日 20時) (レス) id: 38a47084af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬ミルク | 作成日時:2016年12月1日 20時

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