清川兄妹の日常 【実況者】

風邪３ ページ36

Aside

『っあ…』

せっかく声を出さないようにしてたのに声が出てしまった
だってお兄ちゃんの持っていたリモコンが落ちてしまったから

キヨ「あっやべっ…」

『っ…』

ゲームのリモコンが落ちる
お兄ちゃんのmiiが乗っている車が止まり順位がどんどん落ちる
お兄ちゃんは…寝てしまった…
相当しんどかったんだろう…

私は…ゲームリモコンを取りマイクに向かって喋りだした

『あぁぁぁぁ！クッソやろう…リモコン落としたぁ！』

私は音楽大学に通っていたので、作曲の勉強と同じく、歌の勉強をしていた
その時の仲のいい友達に低い声の出し方も教えてもらっていたのだ
そしてその時友達に言われたのが「なんかAちゃんって実況者のキヨさんに声似てるね」
だった…その友達曰くもっと声を低く出せれば、キヨさんに間違われてもおかしくないくらいという事だ

だから私はひそかにお兄ちゃんの声を出せるように練習していた
まぁ少しくらい違っても、「風邪だから」って言えばごまかせるだろう…

『おらぁー！まて雑魚共ぉー！』

『おら雷くらえぇ‼』

『はい六位ー五位ー四位ーと！きたぜぇー！』

『おら二位赤甲羅くらえッ！』

『はい一位〜！』

…………

そうやって私は二本の動画を撮った
マイクの使い方とか録画の準備とかは前からお兄ちゃんのを見ていたから分かった


『うーん…編集どうしよう…やり方はわかるけど…まぁやるか』

『うわぁ…編集って結構大変だなぁ』

キヨ「んん…あれ？布団…？」

『あっお兄ちゃん起きた？』

キヨ「あれ…俺実況とってたんじゃ…」

『それが、お兄ちゃん途中で寝ちゃうんだもんｗｗ』

キヨ「えっ⁉じゃあ動画撮り直しかぁ…」

『ふふふ…はいこれ！仕上げておきました！』

キヨ「は…？どういう事？」


私はさっきまでのことを話した


キヨ「マジで…ちょっと動画見せて…？ｗｗ」

そして私が編集した動画をみてお兄ちゃんは笑って

キヨ「やっぱうちの妹すげえわ…ｗｗｗ」

と言った

『それはどーもｗ』



それからお兄ちゃんはベットに入りまた眠りについた
あの、動画は投稿せずに、お兄ちゃんのパソコンに永久保存されるのであった。



すいません…ｗｗｗ
絶対にありえないけど書いてみたかったんです！ｗｗｗ
許してください！ｗｗ

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