ご ページ5
ーこう言うことだ、わかった?
自称神の声が聞こえた
ーま、まあ…
ーあ、ちなみに君がヒロインだから
ー自分の思い通りに進んでいいってこと?
ーああ
今日から2学期、という設定だから
ーそこも合わすんだ…
りょーかい
ーじゃあ、楽しむんだぞ
注意として前世の記憶は無くなるからな
ーえ、聞いてないよ
ーまあ…
ーえ、なんて言った?
ー気にするな
ーさあ、本当に楽しむんだぞ
今までのことは夢になるからな
3度目の明るい光につつまれる
私は自分のベッドで目が覚めた
『今日から二学期かー』
それにしても不思議な夢を見ていた様な気がする
みんなに入ってなかったけど
一人暮らしなので朝の支度は楽なのだ!
と言う茶番は置いておき、
冷たい水で顔を洗い
トーストとヨーグルトを食べる
その後"久しぶり”に着る制服を着て学校に行った
『行ってきまーす!』
登校途中に友達と会い久しぶり〜などという
会話をしながら学校に行った。
学校につき始業式が始まる
毎回思うけどさー
校長の話やっぱ長いよね?
短くしろよ
そんなこんなで長かった始業式は終わり
クラスについた
「はーい、今から席替えしまーすっ」
え、やだ
「浦田王子か坂田王子がいいなぁっ」
察したかもしれないが
うちのクラスには人気者がいる
あいつらの近くにならなければいいか
くじ引きを引き移動するために紙を見る
場所は
あっ、後ろの方じゃん
これで寝れる
「あっ、よろしくね?」
右隣から聞こえてきた声に目が覚めた
…げっ、王子と隣じゃん
でも…
『あ、よろしく』
「僕のことはさかたんとか坂田って呼んでね?
ぼくもAちゃんって呼ぶから」
『あー、はいはい』
「チッ女と隣かよ」
左隣を見るとこれまた王子が
道理で女子から冷たい視線がくるわけだ
『私、あなたには興味ないのでご安心を』
はっきり言っちゃった
「ふーん、面白そうなやつ」
は…?
「ねえ、ぼく君に一目惚れしちゃった」
あ、こいつのこと忘れてた
って
『えええ!?』
席替え早々二人の王子に気に入られました
「「絶対に惚れさせるから」」
はあ、
でもいいこと思いついた
『じゃあさ…
__?』
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひより | 作成日時:2022年8月6日 21時