【銀魂】真選組の死神ちゃん2

【特別編】○○しないと出られない部屋　前編 ページ20

貴「えっと…

何これ」


沖「俺が知る訳ねぇだろィ」


ガチャガチャとドアノブを回しながらめんどくさそうに答える総悟。

…よくわかんないけど閉じ込められました。
天井、床、壁。
360°どこを見ても真っ白。


手足を拘束されてる訳ではないし、自由に動ける。

でも、ドアは開かないから意味ないけどね。


そんなことを考えていた時、壁に掛けられていたテレビがつく。


？「ようこそ、真選組一番隊隊長沖田総悟くん、一番隊副隊長Aさん」


映ったのはよくわからない仮面をつけた、恐らく男。


貴「…どちらさまで？」


？「ごきげんよう
私の名は、地愚蔵」


？「銀蔵でーす」


聞き覚えのある間抜け声に「はああ！？」と声をあげる私達。


間抜け声の正体は旦那。
地愚蔵と同じ様な仮面をつけているが完全に顔からずれている。

てか、仮面の意味なくね？
ガッツリ顔見えてるし！


貴「ちょっ…ぇえ！？だ…旦那！？
なにしてんですか！？」


銀「いやー、このジグザグ君に面白いこと聞いちゃってさー」


地「いや、ジグザグじゃなくて地愚蔵ですけど」


銀「まぁそれはどうでもいいけど、」

うっわ、さらっとスルーしてる。


銀「沖田くんさ、前もジグザグ君に捕まってんだって？
大串くんと。」


テレビの中の旦那がニヤーと笑う。
てか、またジグザグ君って言ってるし。

銀「だったらさ、沖田くんとAちゃんでやってもいいかなーって、閃いちゃったわけよ」


貴「で、どうしたら出れるんですか、ここ」


正直早く出たい。
いやさ、今までの話聞く限り私関係なくね？


銀「どうしよっかな〜」


旦那のやつ、楽しんでるし。
ニヤニヤすんな！
あからさまに笑ってんじゃねぇよ！
腹立つわ！！


銀「じゃあ、とりあえず沖田くんがAちゃんをお姫様抱っこ♪」

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