抗います 弐【鬼滅の刃】

第肆拾陸話 ページ7

お館様「新しい柱を紹介したいと思うんだ」






また━━━━━━━━━━━━━っ！！！！？

マジかよ桃原さんというヤバい奴の後で！？

ほら他の柱見てみなよ！？

"マジかよ…"って顔してんじゃん！！？

えっ、また悪女！？

また悪女パターンですか！？

やめてよそれはさぁ！？


お館様「おいで、優香」


お館様に呼ばれて現れたのは

黒い艶やかな髪がさらりと流れ、

狐面を頭に掛けた、綺麗な子だった。

なんか夢小説の夢主として出てきそう。

神崎「本日より彩柱として就任しました、
神崎 優香と申します。宜しくお願いします」

深々とお辞儀をする所作も綺麗。

桃原さんとは天と地程の差がある(失礼)。

多分、私を含む柱の皆の心配は杞憂だったみたいだ。

安心した！！

きっとこの子は大丈夫！！

そうして柱合会議が終わって、それぞれ皆、神崎さんに挨拶してた。

『はじめまして、宜しく』

神崎「宜しくお願いします、鳴柱様」



ふと、

柔らかい匂いにまじって、きつい香水の匂いが微かにしたのは、気のせいだろうか。

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