抗います 弐【鬼滅の刃】

第陸拾話 ページ23

愛霧「血鬼術も使えるのよ！！アタシはたくさん人を食べたからね！！その血鬼術で、この女を操って、監視してやったわ！！

アンタの鴉を攻撃したのもこのアタシよ！！

団子に毒を入れたのもアタシ！！

いい気味ね！！優香越しに見た、アンタが柱に蔑まれる姿は！！

日輪刀も没収されて、鬼殺隊も追い出されたアンタは哀れ以外何者でも無いわ！

柱の殿方は惜しいけれど、これも全てあの方の為…アンタを殺して、優香にアタシの弁解をさせて、誘き寄せて、柱を全員殺すわ！！

きゃはははははははは！！哀れね！！A！！

遺言くらい聞いてやるわよ？何かある？」


桃原さんは、項垂れる私に近付いた。

香水が臭い、マジで。

確かに、梓が居ないから絶体絶命だよなぁ。

この場に日輪刀も無いし。

遺言、遺言ねぇ…


『桃原さん…貴方が言ったことは、全て真ですか？本当に、鬼舞辻の配下になったのですか？』

愛霧「くどいわね、本当よ？遺言はそれだけ？だったら優香、殺してあげなさい。せめて最期は仲間の手の方がいいものねぇ？」

神崎「はい」

神崎さんが刀を構えた。

私はにやっと笑ってやった。






『────なら、心置きなくテメェを鬼として退治出来るよ』

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