抗います【鬼滅の刃】

第伍話 ページ7

任務でちょっと怪我しました。

だから蝶屋敷で包帯貰おうと思ったんですよ。

そしたら胡蝶さんに声かけられました幸せです。

めっちゃいい声だなホント。

胡蝶「あの、Aさん、ちょっといいですか？」

『…？何でしょうか』

胡蝶「昨夜、桃原さんが大怪我こさえて、"Aさんに殺されそうになった、あんたが来たら私の居場所がなくなるって言って、邪魔だって言って斬りかかってきた"とおっしゃるんですが…」

『…そもそも、桃原さんに私、会ってないです』


マジかよあの女そんなことしてたのかよ。

フラグ立ちまくりじゃねぇか。

待って目撃証言無いんだけどどうしよ！！




胡蝶「あ、ですよね？やっぱり桃原さん、嘘吐いてますよね」

『───え？』

胡蝶「一応、手当てはしたのですが、その刀傷がガタガタで。可笑しいですよね、Aさんが本当に斬りかかったのなら、もっと真っ直ぐ斬れると思いますし、そもそも腕なんかスッパリでしょうから」

『は、はあ…』

胡蝶「すみません、分かりきってはいたのですが、一応確認がしたくて。お時間を取らせてしまってごめんなさいね」

『いえ…別に…』


これ…

私まだ信用されてる？

とりあえず暫く胡蝶さんは大丈夫かなぁ…

第陸話→←第肆話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す