産屋敷邸 ページ25
鴉の案内で、産屋敷邸に着いた。
かなた「ようこそいらっしゃいました」
伊黒「お久しゅう御座います、かなた様」
かなた「鴉でお話は聞いています。産屋敷当主、輝哉様は広間にいらっしゃいます。ご案内致します」
お館様のご息女、かなた様の案内にて私達は広間へ案内された。
かなた「失礼します、父上」
襖が開けられ、広間の上座の方に、布団の中で上体を起こした状態のお館様が居た。
お館様「──ごめんね、こんな状態で。久し振りだね、小芭内、A」
伊黒「いいえ、本日はお時間を下さって有難う御座います」
私と師匠はお館様の前で正座し、頭を下げた。
お館様は私の方を見て、微笑んで下さった。
お館様「A、この間の任務では、天元達と上弦の討伐の功績を上げたと聞いたよ。本当に、よくやったね」
『勿体ないお言葉です』
伊黒「…お館様」
お館様「うん、判っているよ、小芭内」
お館様はゆっくり頷いて、天井を仰いだ。
お館様「──さて、どこから話そうか」
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狂桜(プロフ) - 心さん» 有難う御座います。励みになります。 (2020年1月6日 13時) (レス) id: a8e02c565b (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年1月6日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狂桜 | 作成日時:2020年1月4日 23時