検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:100,220 hit

身体の変化 ページ22

胡蝶「率直に言いますね、Aさん、本来それは"あり得ない"んですよ」

『…え?』

胡蝶「宇髄さんに聞いたところ、相当強い毒みたいなんですよ。忍として耐性をつけていた宇髄さんでさえ苦しんでいたんです。耐性も何もない人が、喰らって暫くしたら動けるようになるなんて、あり得ません」

正直、私は何を言われているかよく判らなかった。

胡蝶「もう一つ言えば、本来Aさんは助かるような傷じゃなかったんです。毒も全身に回っていて、解毒薬も効きませんでした。」

『は、はぁ…』

胡蝶「正直、助からないと思っていたのに、いつの間にか貴方の身体から毒は消えていた。身体を調べてみたところ、この前検査したときと身体の性質が変わっていたんです」

『……』

胡蝶「憶測ですが、Aさんは毒、もとい鬼の血を使って、身体を作り替えたんだと思います。鴉の報告では、戦闘中に貴方の瞳の瞳孔が鬼のようになっていたと。もしかしたら、その瞳の変化も、鬼の血が関係するかもしれません」


頭を殴られたような衝撃だった。

そんなもの、私は鬼になったと言われたようなものじゃないか。

急な謝罪→←診療室



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狂桜(プロフ) - 心さん» 有難う御座います。励みになります。 (2020年1月6日 13時) (レス) id: a8e02c565b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年1月6日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:狂桜 | 作成日時:2020年1月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。