検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:100,217 hit

診療室 ページ21

あの後、師匠は任務が在るから、と言って部屋を去った。

任務の合間に来てくれたのか、優しい人だ。

"すぐ戻る"と言っていたのが気になるけど。

きよとなほとすみがすぐに来て、大変だった。

"いじめられませんでしたか?"とか、"ぶたれたとこ痛くありませんか?"とか、滅茶苦茶心配された。

大丈夫だよ、と応えたけど、中々信じて貰えなかった。

胡蝶「さて、Aさんが目を覚ましたので大事なお話をしますね」

今、私は胡蝶さんの診療室に居る。

胡蝶「Aさん、単刀直入に訊きますね。戦闘中、何か変わったことは在りませんでしたか?どんな些細なことでも構いません」

変わったこと…何とか二ヶ月前の記憶を辿って、考えてみる。

『……ずっと、ぎりぎり避けてたり、攻撃を入れていたのに、急に、動きが全て見えるようになりました』

胡蝶「全てが見える?」

『はい。次にどんな攻撃が来るのか、相手がどう動くか、全部見えたんです』

胡蝶「きっかけなどは判りますか」

『多分…鬼の毒を初めて喰らった時。暫く動けなかったんですが、急に、動けるようになって…』

胡蝶「成る程成る程」

胡蝶さんはサラサラと紙にメモしていた。

身体の変化→←優しい人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狂桜(プロフ) - 心さん» 有難う御座います。励みになります。 (2020年1月6日 13時) (レス) id: a8e02c565b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年1月6日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:狂桜 | 作成日時:2020年1月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。