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激おこテッテレ ページ1

王子「ちょっとメル!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

井戸の上から急に大声が聞こえてきた、また奴か…


闇「何かな、王子様」


私はエリーゼを抱えたまま上を見上げる
其処には子供っぽく頬を膨らませた王子が居た



王子「また生き返ったんだけど…っ!」


そう言うと王子は井戸の中に飛び降りてきた
着地と同時に水しぶきが上がる


王子「どういうことだい…死体が生き返るなんて、それゾンビだろう!?」

闇「夢を捨ててはいけないよ、彼女達はゾンビではない、生き返っただけだ」



腕の中でエリーゼが迷惑そうに王子を見る


エリーゼ「貴方ガ接吻ヲスルト、死体ハ生キ返ルノ!ワカッタ?」

王子「な、なんてことだ…」


闇「そもそも何故死体がいいのか、私にはさっぱりだよ」


王子「あの血の気の引いた肌、温度を持つことのない体、それに…」


語りだしたので放置することにした
はやく帰ってくれないだろうか…




闇「そういえば…一応私も死体なのだがね」


王子「はぁ!?…この世には、生き返る死体か動く死体しか無いのか?嘘だぁ…」

闇「…」


膝をついて項垂れる王子を、ゴミを見るような目で見るエリーゼ、いつまでこうしている気だろうか…

冬が来るまで→



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エリーゼ - 私Sound Horaizun大好きです!ギャグで見るととても面白かったので続きが楽しみです(・ω・)ノ♪ (2016年5月20日 18時) (レス) id: bf5643ed1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:郁羽 | 作成日時:2015年8月31日 13時

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