ぶりっ子したらモテなくなるよって兄貴に言われたからぶりっ子してたけど1日で断念した。2【文豪ストレイドッグス×ハイキュー！！】

ぶりっ子66 ページ16

碧side

杏莉が中也にキスした



自分でも押さえつけられそうにない怒りがふつふつとわいてくる



碧「なにしてんだよ‼‼‼」



急いで2人を引きはがす



中「おえぇっキッモ‼なんなんだよてm……」



また中也の声が止まる



クリーム色の文字羅列が中也をおおう



桃「は……？」



文字羅列が消え、中也が現れる



碧「ちゅ……や」



消え入りそうな声で彼の名を呼ぶ



杏「《桃ちゃんは自分で刺したわ。アタシを悪女にしようとしたの》」



さっきまで泣いていた杏莉が涙を枯らしている



むしろ笑っているのだ



碧「そんなわけー



そんなわけねぇだろ‼



そう言おうとしたけど遮られた



碧「ちゅや……んで……ゴホッ」



中也に腹を蹴られたのだ



中「杏莉に手ェ出したら56す」



その言葉は、私を絶望に叩き落とした



碧「なんで……？中也……」



一筋の涙が頬を伝う



中也に蹴られた腹の痛みを感じながら私は意識を落とした



治side

杏莉……こいつ、異能力者だね



精神操作系か、中々厄介だね



中也は異能力にとらわれた



油断してるからそうなるんだよ全く



でも、妹を泣かせた罪は重いぞ中也



早く目覚めなよ？



杏「次はアナタよ♡」



やっぱり僕か



抱きついてこようとするところを避ける



杏「やん、避けないで♡」



気持ち悪い。吐き気がする



3分くらい避け続けた



あっちの体力の限界かな



その時、ガッと掴まれた



治「……何するんだい？









中也」



中「避けてんじゃねぇよ」



ふむ、中也を使ったか



そこそこ頭が良いようだね



僕は最後の力を振り絞って中也から逃れる



あーあー



こんなところで本当はしたくないのだけれどねぇ



治「すまないね、桃」



桃「え」



ちゅ



せめて、初めては想い人にー



桃「お、治⁉///」



治「こんな状況ではしたくなかったのだけれどね」



中「捕まえた」



さぁ、覚悟を決めるんだよ太宰治



杏「つーかまえたっ♡」



ちゅ



ーセカンドキスがこいつとなんて



4にたくなるねー



僕は意識を落とした



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桃ちゃんは太宰さんオチですね

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