ヤクザの中のプリンセス~泣く事,笑う事を無くした君~【修正中】

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貴「あ〜もぉ！何すんねん！」

藤ヶ谷を弾き飛ばした

貴「帰る」

太「ちょ、待てよ」


走って
玄関のドアを開ける






貴「無理矢理 帰ってきちゃった」



気づいたらもう

家だった



貴「ただいま…」



重「おう！お帰り！」



貴「…」



重「なんや？なんかあった？」


こんな時に限ってしげは勘が良い。


貴「いや、別に」



重「何かあったらいつでも言いに来いよ！」



しげのえくぼができる

この笑顔好きだなぁ



貴「ありがと！」



重「おん！明後日から夏休みやで！シャキッと
せい！」



貴「よっしゃぁーー！楽しむぞーー！」

でも

明日学校行くなら藤ヶ谷と会うねんな…



貴「はぁ…」









.








翌日




ー学校ー


太「あ！A、おはよ！」



貴「お、おはよ」


今の大丈夫だったかな…
変やなかったかな…



大「藤ヶ谷さん昨日Aに何かしたんか？」




貴「ええねん！何も、ないで！」

同じクラスのちび流が

何かを察した



大「何かしたら許しませんから」




太「ん。なぁA…放課後待っててくれない？」




貴「う、うん…」






.





ーその後ー

保健室に行った



忠「Aどしたーん？」




貴「別に」



忠「何かあったやんな」




貴「…」




忠「別に無理に聞かんよ 話せるとき話してな」


これが大倉の優しさ。

昔から知ってる。だから何かあったら保健室に来る。落ち着く。


貴「おん…ありがと なぁ」




忠「ん？」




貴「もしかしたらしばらくそっち行くかも」




忠「ええでおいで」




大倉達、教師組は、

私等が住んでる家の隣

だからあんま離れてないんやけどな

本部は、また別やねん

じじい(父)も本部におるけど

わけあって一緒に暮らしてない

本部には、めっちゃ下っぱって言うのかな

そんな奴らがおる

でもそんなかで信用性のある奴だけ

自分のとこに連れて来た

本部では、うちのことお嬢って呼ばなあかんし

敬語使わなあかんねん

正直嫌いやねん

だから本部やないとこでは、Aとか姫とか

ま、そんな感じ

教師組は、ほんまに産まれたときから


照史達、親が組員の奴等とは


物心ついたときからっていうか


教師組は、年上やから


ほんまに産まれたときから


せやから、あの7人は1番信用できる


でもあの後行かなきゃよかってん


あほやな自分…






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