ヤクザの中のプリンセス~泣く事,笑う事を無くした君~【修正中】

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ー精神科ー


ここは苦しい


医「あなたは…」


元々病院は嫌いや

ましてや精神科なんて
裕は心配性やから行かへんとうるさいから来たけど
こんな所にきて何になるんだろう


貴「…」


医「その事で男性恐怖症になっていますし人を信用する事もできない状態です。丁度夏休みみたいなのでゆっくり休んでください。」


男性恐怖症て

周りに男しかおらんのに…


貴「はぁ…」


医「一緒に来られた方とはどういうご関係ですか？」


貴「私の…」


医「あなたの？」


なぜ



大事な人という言葉を言うのが



こんなに苦しいのだろう



裕は



15年間大事に私を



守ってくれてたのに…？なんで？



医「しばらく様子を見ましょう…」


貴「はい…」



ーその後ー


待合室に向かうと裕が駆け寄って来る


裕「どうやった？」


貴「あ〜なんでもないって！」


裕「嘘つくなよ…」


貴「…ごめん」


裕達に嘘付いたところで無駄やんな…

怖いくらいに見透かされる


裕「それで…」


貴「男性恐怖症で人間不信やってさ」


裕「…少しずつ頑張ろ」


貴「おん」





.






ー家に帰ってー



貴「たーいまー」


「「おかえりー」」


裕「…」


貴「部屋行ってるわ。裕さ皆に言っといてくれへん？」


裕「分かった」


貴「ありがと」


裕「おん、ゆっくり休み」


貴「おん、何から何までありがと」


そのまま部屋に戻った



淳太達元気かな…



何も言わずに来てもうた…


はぁ…


人間不信かぁ


なんやねんそれ





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