幕間 ページ34
※読了後閲覧を推奨
※若干の本誌ネタバレを含みます
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今作の主人公であり、前世はさしす組の同期で、夏油傑と共に離反した獣人の少女
前世
*前世の記憶無くしていた人=記憶を自身で封じているだけなので、硝子さんに会う前にも度々不思議な夢を見ている(高専の時のことも、離反後のことも全て)けれど、夢はしょせん夢、彼女は直ぐに忘れちゃう=完全に記憶は消えていません(結局未練がましくなっちゃったね)
*本誌より 冥さんの『新しい自分になりたいなら北へ 昔の自分に戻りたいなら南へ行きなさい』彼女が選んだのは、南ではなく北
新しい自分=普通の人間 を彼女が望んだから
冥さんは記憶をずっと保有していた訳ではなく、館の前で夏油さんとAさん二人の顔と名前を聞いて漸く思い出した
【プルースト効果について】
※特定の香りを嗅いだ時に過去の出来事や感情がよび起こされる現象のこと
夏油さんに会う今の今まで何も思い出さずに平穏に過ごしていたのに、あの古本屋で再会した時から異変が置き始め、前世の記憶に引っ張られ始める。自分以外の人にやたら優しいと腹立たしいし、隣にいる居心地の良さを知っているからどうしても触れたくなる⇒全て無意識の領域
最初の方から夏油さんとは初対面で知らない人だけど気を許していた。だって姿は違えども、魂は変わらないからね
前世だとか占いだとか、そういう類いの話を持ち出されると一気に冷めてしまう人間なので、まだ『一目惚れ』とか言っていたら距離詰めるのに苦労しなかったのにね
【前世を持ち出す変人扱いされていた夏油傑】
前世の記憶保持者
ある意味粘り勝ちした人
Aさんと今度こそは、二人で幸せになれる未来を望んでいたのに、まさか死んだ後に彼女が同じ場所にいなくて『嫌われた?!』ショック受けてて探すにも怖くて探し出せなくて、大学生になり古本屋さんでまさかの再会したはいいものの、彼女は自分のことを覚えていないし、前世ではケンカばかりだった五条さんに気があるぽくてまー、大変。気が気じゃないよね
定番の口説き文句を使えば途端に機嫌悪くなるし、『えーこの子ここまで分かりづらかったっけ?』内心泣きそうになってた。表情豊かになったのに分かりづらいって何??
でも結局最後は記憶戻ったし付き合えたし良かったね、今度こそお幸せに。
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作者名:愛 | 作者ホームページ:https://marshmallow-qa.com/dear_utsuk?utm_medium=url_text&utm_source=pro...
作成日時:2023年10月4日 16時