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*＊*
「…よって、A王はぁ、てつやーー!!」
「やたー！」
「まじか嫌だー！」
「えちょ待ておい!?」
「Aちゃんはてつやくんの不潔さに耐えかねて逃げてしまいましたが、バイバイ!!」
「「バイバイっ！」」
「…おーい、Aーぃ」
〜エンディング〜
「こんな感じで良いかな、Aちゃん」
虫さんが私の方に顔だけを向けながら言った。
いつの間にかパソコンが私の前に置いてある。
「えっごめん…全然見てなかった…」
私はスマホをいじりながら謝った。
「こらーA!!また投稿が遅れるだろーが！」
「うわー逃げろ！」
てつやが編集部屋に入ってきて私を怒った。
私はてつやの部屋に逃げ込み、鍵をかった。
「うわぁ…にしてもてつやの部屋は汚いな…掃除しちゃおうーと」
「いや気付けよ」
「うわっ」
ベッドと壁の隙間からよいしよいしと言いながら這い出てきたのは、としみつだった。
「また、なんでそんなところに」
「てつやを驚かせるために。」
…私も隠れる事にした。
「じゃあ私は部屋の外に隠れるから、てつやが入ってきたらまずとしみつが驚かせて」
「で、部屋出てった後にお前が驚かすという事か」
「ごめーとう★」
「うわごめんイラッとした」
虫さんにも頼み込んでカメラのセッティングなどをしてもらった。
終始虫さんはイライラしていた。私のせいだね。
「ねぇ、ホントにごめんてば…虫」
「虫だけは止めて、Aちゃん」
いいよ、サブチャンだから。そう言った虫さんの目はクソほど笑ってなかった。
…こえぇ。
「スタンバイおけー、としみつ、てつや誘導するねー？」
「おっし、りょーかい〜」
としみつは部屋から顔を出し、ニカッと笑った。
虫さんもにやりとして、リビングに戻っていった。
「あーもう、なんだよ…Aのやつ俺の大事なUSBを…」
ぺたぺたと裸足のてつやが小走りで部屋に来る。
というか虫、あいつそんな事言ったんか…まぁドッキリのためだ、我慢我慢
「…わぁっ！」
「ぎゃぁあっっ!?」
しばらくするととしみつの少し嬉しそうな驚かす声と、
てつやのちょっとした叫びが聞こえた。
「来たぞ…ついにこの時が…」
私は近くにスタンバってたカメラに向かって、にやりと笑った。
ガチャッ…と部屋のドアが開いた。
「あ…」
「おいてつや…」
僅かに開いたドアからてつやがこちらを見ている。
警戒し過ぎだろ。
…失敗。
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柩(プロフ) - あげはぷろぐらむさん» コメントありがとうございます！ぼちぼちですが、頑張ります！ (2018年9月26日 16時) (
レス) id: 0e8d7b8dad (このIDを非表示/違反報告)
あげはぷろぐらむ(プロフ) - メインじゃないけど、御曹司との絡み多くて好きです！更新頑張ってください！ (2018年9月26日 0時) (レス) id: 674d4248ec (このIDを非表示/違反報告)
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