:イスラーム世界:3 ページ3
610年から12年間
メッカで少しずつ信者を増やしていってたんだけど
そのやり方は元々信じられていた神々を否定していた。
それによって『メッカの社会秩序を批判した』とされて
有力者たちの弾圧が始まった。
「おい、あれ」
シグレ「ムハンマドたちだな」
「付いて行こう」
有力者たちに耐えかねたのか
信者を連れてメッカから出て行くムハンマド
「何処行くんだよ」
シグレ「ここから300km北のメディナっつー所だ」
「さ、300km?!」
考えらんねぇ・・・
何日かかんだよマジで
シグレ「因みにこのことを聖遷、ヒジュラって言う」
「引っ越しってことだろ?」
シグレ「そゆこと。」
メッカとは違って部族間の対立が多かったメディナは
ムハンマドたちがイスラーム教を布教させる事で
対立が減り、統一されていった。
統一され、信者となった人たちは共同体(ウンマ)となって
さらに成長していった
そのうちに、イスラーム教の人間が政治をすることも多くなり、
国家に代わってまとまりを作ることもあった
・
・
・
それでもメッカの事は諦めなかったんだなぁ・・・
シグレ「始まったと思ったらあっと言う間だな」
「でも結構経ってんぜ。もう630年だってよ」
そう。聖地とされるメッカを
メディナの人々が征服した・
シグレ「いや、こっからもっとすげぇよ」
「ぁん?」
シグレが言うように
1年後、イスラーム教は
アラビア半島を統一した。
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作者名:希杏 | 作成日時:2013年12月7日 20時